セリエAの前節では、試合終盤の猛攻でジョゼ・モウリーニョ率いる6位ローマに逆転勝利を収めた5位ユヴェントス。13日に行われたインテルとのスーペルコッパでは、敵地で延長戦にわたる激しい戦いの末、1-2と敗れたが、16日のセリエA第22節では、ホームのアリアンツ・スタジアムにウディネーゼを迎え、勝利を目指す。
ユヴェントスで公式戦通算300試合目の節目を迎えるマッシミリアーノ・アッレグリは、前日会見に出席すると、意気込みを語った。
「リーグ戦は一発勝負のスーペルコッパとは別の大会なので、挽回しようとかそういう話ではない。だが相手は、非常にフィジカルが強く、良い守備をするチームだ。インテルやローマとの試合とは違い、辛抱強く、冷静に、技術面で正確にプレーすることが求められるだろう。これまでの格下との対戦成績の傾向を逆転させることができるよう、勝利を目指していきたい」
続いてアッレグリは、ウディネーゼ戦での若手の起用の可能性について問われると、一部の選手の入れ替えを行うことを示唆した。
「明日は確実に変更がある。ローマ戦から中2日で120分間をプレーしたばかりだし、その前にはナポリとも戦った。幸運なことに、ダニーロと（レオナルド）ボヌッチ以外の選手の状態は比較的良い。ボヌッチは昨日の練習中に違和感を訴えたため、復帰はリーグ中断後になるだろう」
「（ルカ）ペッレグリーニは調子が良く、先発する可能性がある。GKには（ヴォイチェフ）シュチェスニーが復帰する。（デヤン）クルセフスキと（フェデリコ）ベルナルデスキは2人とも良いプレーを見せたので迷っている。だがウディネーゼ戦では、途中出場の選手も決定的になるだろう」
育て上げたディバラへの期待
アッレグリは、契約更新の有無を巡ってメディアの的となり、インテル移籍の可能性が囁かれたFWパウロ・ディバラや、1年半で大きな成長を遂げたMFウェストン・マッケニーに言及した。
「契約はクラブが考えるべきことであり、私が話すことではない。技術面から言うと、ディバラがパレルモから加入した時、私が彼を育てた。並外れた選手であり、チームに大きく貢献できるはずだ。シーズン後半は、パフォーマンスや決定力の面において期待している。彼は偉大な選手だ。マッケニーはよく走るし、成長して進化した。だが彼ならもっとやれるはずだ」
さらにアッレグリは、首位インテルとの差を問わると、チームの課題は格下のチームとの戦いにあると指摘した。
「インテルはリーグ内最強のチームだが、（スーペルコッパのような）一発勝負の試合は独特なところがある。我々は、格下のチームとの対戦でもっと上手くやっていかなければならない。スペースがあまりなく、より注意力が求められるからだ。それでもチームはスーペルコッパで示した通り、全力を尽くしている」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ウディネーゼ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年1月16日（日）日本時間4:45
- 会場：アリアンツ・スタジアム
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