3日、各地でJ1とWEリーグが開催された。
6試合が開催されたJ1。鹿島アントラーズが首位の力を見せつけた。
前半立ち上がりこそジュビロ磐田が攻勢を強めたものの、その時間も長くは続かず、時間と共に鹿島が圧倒。29分には、CKからMFアルトゥール・カイキの公式戦3試合連続弾で先制すると、35分には、FW鈴木優磨のスルーパスにFW上田綺世が抜け出して追加点。鹿島のホットラインが繋がってリードを広げる。
前半中盤以降は防戦一方な展開となってしまった磐田。後半からFWファビアン・ゴンザレスとFW大津祐樹を前線に並べる2トップに変更すると、試合の流れが変わって71分には、素早くショートCKを始めたところからMF山本康裕のクロスをファビアン・ゴンザレスが頭で流し込んで1点差に詰め寄る。
しかし磐田の反撃ムードを断ち切ったのは、鹿島のエースだった。78分、中央でボールを受けた上田がDF伊藤槙人を振り切って左足一閃。この強烈なシュートがニアを貫いて再びリードを広げた鹿島が連勝を飾り、勝ち点「25」に伸ばしている。
この日最後のゲームとなったアビスパ福岡とFC東京の一戦は、福岡がゴールラッシュを見せた。
試合序盤にDF宮大樹の得点で先制した福岡だったが、バックパスが短くなったところをMF松木玖生に奪われて、プロ初得点が生まれて同点に追いつかれる。
それでも前半終了間際にはFW山岸祐也の個人技で再びリードを奪うと、後半には、途中出場のFWルキアンが2得点、山岸にも再びゴールが生まれて大量5得点でシーズン初の連勝をマーク。一方の3試合無失点が続いていたFC東京は守備が崩壊して6試合ぶりの黒星で2位浮上のチャンスを逃している。
その他試合では、柏レイソルが大卒ルーキーのFW森海渡が途中出場から値千金の2得点。柏が逆転で連敗を止め、3位に浮上している。お互いにシーズン2勝目を目指す湘南ベルマーレと清水エスパルスの一戦は、今季最多4ゴールとゴールラッシュを見せた清水に軍配が上がり、J1では第2節以来の9試合ぶり白星を飾っている。また名古屋グランパス対京都サンガF.C.とサガン鳥栖対セレッソ大阪の2試合は、お互いに1点ずつを奪う中でドローに終わっている。
延期となっていたWEリーグ第11節。三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースの1試合のみが開催された。今節、浦和が引き分け以下に終われば、首位・INAC神戸レオネッサの優勝が決まる状況の中で、浦和がWEリーグ得点ランキングトップを走るFW菅澤優衣香の2ゴールなどで4得点で新潟Lに快勝。I神戸の優勝は、翌日の4日に開催されるサンフレッチェ広島レジーナ戦に持ち越しとなっている。
■ 5月3日開催 結果
・J1第11節
名古屋 1-1 京都
広島 1-2 柏
鹿島 3-1 磐田
湘南 1-4 清水
鳥栖 1-1 C大阪
福岡 5-1 FC東京
・WEリーグ第11節
新潟L 2-4 浦和
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