大きな注目を集めた試合は、川崎Fの強さだけが印象付けられるゲームとなった。
4月29日に豊田スタジアムで開催された名古屋と川崎Fの矛盾対決は、予想外の大差がつく試合となった。前半早々から川崎Fが変幻自在のポジショニングで攻撃を仕掛けていくと、立ち上がり3分に先制。これで一気に流れを掴むと、23分までに3得点を奪い、最終的に4-0で昨季の王者が快勝した。
この試合を振り返り佐藤氏が注目したのは、名古屋が川崎Fの両サイドの仕掛けに対してラインをずるずると下げてしまったこと。次の試合に向けて佐藤氏は「勇気を持ってディフェンスラインを上げること」を強調。サイドバックとサイドハーフの距離を縮めて自由を与えないことが大事になると主張した。
また、佐藤氏がもう一つポイントに挙げたのが「攻撃の終着点を誰にするのか」。攻撃を作るためには誰を終着点にするのかが大事と説く佐藤氏は、「大きな舞台でいろいろな人が注目する中で、取ることができる選手。そういう意味では柿谷選手にかかる期待は大きいと感じます」と語り、名古屋のFW柿谷曜一朗をキーマンに挙げている。
「優勝するためにはリバウンドメンタリティーが大事。これが本当の意味で名古屋は優勝争いができるかを試されている」と口にした佐藤氏。名古屋は果たして川崎Fから勝利を手にすることができるのだろうか。
Jリーグプレビューショー
毎週金曜日朝6時に配信される『Jリーグプレビューショー』では、週末のカードから注目試合をピックアップし、各節の見どころを紹介する。
『#11』では、首位・川崎フロンターレと2位・名古屋グランパスの2連戦のうち、"第2ラウンド"を紹介。佐藤寿人氏が第1ラウンドを振り返りながら攻守のポイントに迫った。
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