2022年カタール・ワールドカップ（W杯）欧州予選では、日本時間12日から14日にかけて第9節が各地で開催。ここでは、日本時間12日に開催される試合の見どころを紹介する。
第9節注目試合（11月12日開催分）
アイルランド対ポルトガル（グループA）
直近公式戦5連勝と絶好調で、1試合未消化ながら首位のセルビアに1ポイント差で迫るポルトガル。15日に控える直接対決を首位で迎えるためにも、アイルランド戦は勝利が欲しい一戦となる。
今回の招集では主将クリスティアーノ・ロナウドやブルーノ・フェルナンデス、ディオゴ・ジョタにベルナルド・シウヴァと主力が軒並み選出された。特にクラブで苦しむ前者2人にとっては、フラストレーションを発散させるようなパフォーマンスが期待される。
ギリシャ対スペイン（グループB）
10月はネーションズリーグを戦っていたため、欧州予選の試合はなかったスペイン（勝ち点13）。するとその間に6ポイントを稼いだスウェーデン（勝ち点15）にかわされ、2位に転落した。仮にギリシャ戦に敗れ、同日にスウェーデンがジョージアに勝利した場合、最終節の直接対決を前に2位が確定してしまう状況だ。ギリシャ戦は勝利が必須となる。
10月に最年少デビューを果たして話題をさらったガビ、主将セルヒ・ブスケツらは順当に選出された一方で、ルイス・エンリケ体制で主力アタッカーとして活躍してきたフェラン・トレースが負傷で招集できず。苦しい状況の中、アルバロ・モラタら他のアタッカーの活躍に期待がかかる。
ロシア対キプロス
欧州予選破竹の4連勝でグループHのトップに立ったロシア（勝ち点19）。同日に行われる2位クロアチア（勝ち点17）のマルタ戦の結果次第では、このキプロス戦でワールドカップ出場が決まるかもしれない大一番だ。
対キプロスは2019年の5-0（EURO予選）、9月の2-0を含み、現在4連勝中。フョードル・スモロフやゼリムハン・バカエフ、アレクセイ・ミランチュクらが順当に招集された中、この試合で確実に3ポイントを獲得し、試合を控えるクロアチアにプレッシャーをかけたい。
第9節日程（11月12日開催）※日本時間
【グループA】
2:00 アゼルバイジャン vs ルクセンブルク
4:45 アイルランド vs ポルトガル
【グループB】
2:00 ジョージア vs スウェーデン
4:45 ギリシャ vs スペイン
【グループH】
2:00 ロシア vs キプロス
4:45 マルタ vs クロアチア
4:45 スロバキア vs スロヴェニア
【グループJ】
2:00 アルメニア vs 北マケドニア
4:45 ルーマニア vs イアスランド
4:45 ドイツ vs リヒテンシュタイン
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