ラ・リーガ第20節が現地時間1月22日～1月25日に行われた。
第20節の総評
アスレティック・ビルバオ対ヘタフェ
今季初の連勝中だったヘタフェが久保建英を2試合連続で先発起用し、スーペル・コパを制したビルバオと対戦。試合画はキックオフ直後から前線の久保がジェライのクリアボールをカットし、ボックス内にボールを供給する。マタを経由して右サイドのC・アレニャーがクロスを上げ、最後はククレジャがヘディングでネットを揺らした。
幸先の良い入りを見せたヘタフェだったが、ここから一気にビルバオが巻き返す。12分にムニアインからのクロスに飛び込んだR・ガルシアが同点弾を奪うと、27分にはヘタフェがPKを獲得したものの、キッカーのマタが放ったシュートはGKウナイ・シモンがセーブ。そして後半、50分にFKの流れからジェライが逆転弾を決め切り、61分にはR・ガルシアがボックス手前中央の距離のある位置から頭で点差を広げる。
久保が68分に交代してベンチに戻って以降も展開は変わらず。75分にベレンゲル、82分にデ・マルコスが加点したことで、ヘタフェは4点差をつけられてビルバオに敗北し、3連勝を逃した。
セルタ対エイバル
セルタの本拠地に乗り込んだ連敗中のエイバルは、武藤嘉紀を先発起用した一方、乾貴士をベンチスタートとした。開始早々の9分、ボックス手前中央でボールを受けたミナが機転を利かせたヒールパスでボックス内にボールを供給すると、反応したB・メンデスがネットを揺らしてセルタが先制する。
しかし後半、53分にボックス手前左でエスポシトからのボールを受けた武藤が、トラップでボールを浮かせて左足で優しくタッチ。山なりの絶妙な軌道を描くパスがボックス内に供給されると、飛び込んだB・ヒルが豪快なシュートでタイスコアに戻した。そこから逆転することは叶わなかったが、エイバルはリーグ戦での連敗を「2」でストップさせている。なお、武藤がフル出場したが、乾は出場機会を与えられなかった。
そのほかの試合
そのほか、上位陣では首位アトレティコ・マドリードがバレンシアに勝利してリーグ戦7連勝をマーク。レアル・マドリードはアラベス、バルセロナはエルチェに勝ち切り、それぞれ2位と3位につけている。
第20節の結果
レバンテ 2-2 バジャドリード
【得点者】レ：D.ゴメス（62分）、ロジェール・マルティ（83分） バ：アルカラス（73分）、O.プラーノ（78分）
ウエスカ 0-0 ビジャレアル
【得点者】なし
セビージャ 3-0 カディス
【得点者】エン=ネシリ（35分、39分、62分）
ソシエダ 2-2 ベティス
【得点者】ソ：イサク（48分）、オヤルサバル（57分） ベ：カナーレス（85分）、ホアキン・サンチェス（90+2分）
アラベス 1-4 レアル・マドリード
【得点者】ア：ホセル（59分） レ：カゼミーロ（15分）、ベンゼマ（41分、70分）、アザール（45+1分）
オサスナ 3-1 グラナダ
【得点者】オ：ブディミル（27分、39分）、モンカジョラ（86分） グ：L.スアレス（50分）
エルチェ 0-2 バルセロナ
【得点者】デ・ヨング（39分）、リキ・プッチ（89分）
セルタ 1-1 エイバル
【得点者】セ：B.メンデス（9分） エ：B.ヒル（53分）
アトレティコ 3-1 バレンシア
【得点者】ア：ジョアン・フェリックス（23分）、L.スアレス（54分）、A.コレア（72分） バ：ラチッチ（11分）
ビルバオ 5-1 ヘタフェ
【得点者】ビ：R.ガルシア（12分、61分）、ジェライ・アルバレス（50分）、ベレンゲル（75分）、デ・マルコス（82分） ヘ：ククレジャ（1分）
第21節の日程・対戦カード
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 1/30（土） | 5:00 | バジャドリード vs ウエスカ |
| 1/30（土） | 22:00 | エイバル vs セビージャ |
| 1/31（日） | 0:15 | レアル・マドリード vs レバンテ |
| 1/31（日） | 2:30 | バレンシア vs エルチェ |
| 1/31（日） | 5:00 | ビジャレアル vs ソシエダ |
| 1/31（日） | 22:00 | ヘタフェ vs アラベス |
| 2/1（月） | 0:15 | カディス vs アトレティコ |
| 2/1（月） | 2:30 | グラナダ vs セルタ |
| 2/1（月） | 5:00 | バルセロナ vs ビルバオ |
| 2/2（火） | 5:00 | ベティス vs オサスナ |
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