試合の概要
レアル・マドリードが日本時間9日のラ・リーガ第20節でバレンシアを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎える。
レアル・マドリード（順位：1位 勝ち点46｜14勝4分2敗｜41得点17失点）
レアル・マドリードは前節、ヘタフェと対戦して0-1で敗戦。負傷や新型コロナの影響でヴィニシウスらを欠く中、前半に失点を喫するとそれがそのまま決勝点となった。
これでレアル・マドリードは今季2敗。新年初戦を落とし、リーグ戦においては12試合ぶりの黒星となっている。
とはいえ、1試合消化試合が少ない2位セビージャとの勝ち点差は「5」であり、同じく1試合少ない3位べティスには「13」もの差をつけている。独走態勢を維持するためにも、ここから再び調子を上げていきたい。
注目選手：ヴィニシウス
ヴィニシウスは新型コロナの影響により前節を欠場したが、今節からの復帰が見込まれている。今季のレアル・マドリードにとって攻撃の核と呼べる存在であり、ヘタフェの堅守を崩せなかった前節の結果にも不在は大きく影響しただろう。チームに悪い流れを生まないためには、今季躍動の象徴であるヴィニシウスが好調を印象付けることが大きな後押しとなる。
予想フォーメーション（4-3-3）
- GK：クルトワ
- DF：L・バスケス、ミリトン、アラバ、メンディ
- MF：モドリッチ、カゼミーロ、クロース
- FW：ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス
バレンシア（順位：9位 勝ち点28｜7勝7分5敗｜31得点28失点）
バレンシアは前節、エスパニョールに1-2で敗戦。後半序盤に先制点を奪取したものの終了間際に立て続けの失点を喫する苦しい展開となった。また、ウーゴ・ドゥーロが警告2枚で終盤に退場したことも痛手となっている。
とはいえ、エスパニョール戦はバレンシアにとって8試合ぶりの黒星となった。第5節から第11節までの7戦未勝利という期間を乗り越えて復調しつつある。
バレンシアが9位という順位に甘んじている主な理由は守備力にあるだろう。得点数だけ見ればアトレティコ・マドリード、ビジャレアルと並んでリーグ3位につけているが、失点数は4番目に多い。レアル・マドリードとの対戦で勝ち点を奪取するためにはバランス感覚が求められる。
注目選手：ゴンサロ・ゲデス
バレンシアの攻撃を牽引するゴンサロ・ゲデス。ゴール数はカルロス・ソレールの7得点に次ぐ6得点だが、アシスト数は「4」でチームトップの数字だ。カウンター時には前線と後方を繋ぐキーマンの役割を果たすことになりそうだが、限られたチャンスをものにすることはできるのだろうか。
予想フォーメーション（4-4-2）
- GK：シレッセン
- DF：T・コレイア、ディアカビ、アルデレーテ、ガヤ
- MF：ソレール、ギジャモン、ヴァス、チェリシェフ
- FW：ゲデス、M・ゴメス
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年1月9日（日）日本時間5:00
- 解説：小澤一郎 実況：桑原学
- 会場：サンティアゴ・ベルナベウ
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