明治安田生命J1リーグの開幕まで2週間を切った。DAZN（ダゾーン）では「#2020の主役は誰だ」をテーマに選手、解説者などを直撃。かつてガンバ大阪や川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌などで活躍した現SC相模原の元日本代表MF稲本潤一（40）は、2020年の主役に元同僚の菅大輝（21）を指名している。
菅は1998年生まれの21歳。パンチ力のある左足のキックと積極的な仕掛けからのドリブルで敵陣を打開するサイドアタッカーだ。札幌の下部組織で育った菅は、北海道コンサドーレ札幌U-18在籍時の2016年に2種登録されると、明治安田生命J2リーグの第7節ファジアーノ岡山戦でプロデビューを飾り、クラブの最年少記録を更新した。翌年にトップチームへの昇格を果たし、18年からチームの主力の一人を担う。東京五輪代表にもコンスタントに招集されており、昨年12月にはE-1選手権に挑むA代表に呼ばれて香港戦で初出場・初得点を奪う活躍を見せた。
「#2020の主役は誰だ」という質問に「菅大輝」と指名した稲本は、かつてのチームメイトである菅を選んだ理由として「僕がコンサドーレに在籍していた時に、彼がちょうど高校生でトップチームに上がってきました。そこからの成長を3年くらい見ていたので、期待を込めて菅選手にしました」と主張。その上で「2020年はコンサドーレにとっても、彼にとっても重要な一年になると思います。主に左サイドをやっていると思いますが、そこを起点に攻撃の中心になってほしいと思います」と期待を口にした。
また「管選手を有名選手に例えるとするなら」との質問に関しては「難しいな」と笑顔を見せつつ、「めちゃめちゃよく言ったら（元ブラジル代表DF）ロベルト・カルロスみたいな左足を持っていますし、突破力もあると思います」と高く評価。最後に稲本は「攻撃の時のドリブルの仕掛けやセンタリングの質、そして得点力が上がってきていると思うので、左サイドからの攻撃的なプレーを見てほしい」と注目ポイントを挙げている。
稲本に2020年の主役に選ばれた菅大輝が出場する北海道コンサドーレ札幌は、J1リーグ開幕節で柏レイソルと対戦する。この試合は22日15時からDAZN（ダゾーン）で配信される。
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