香川真司やジエゴ・コスタら実績がありながら、現在所属クラブがない注目選手が少なからず存在する。
同様にフリーエージェントだったFWマリオ・マンジュキッチはセリエAのミラン、MFジャック・ウィルシャーはチャンピオンシップ（イングランド2部）ボーンマスへの加入が決まった。
欧州の各クラブが戦力の微調整真っ只中にある今冬の移籍市場で、新たな所属クラブを見つける選手は現れるか。
香川真司
2020年10月2日にスペイン2部のレアル・サラゴサを退団。その後、セレッソ大阪復帰の噂が浮上したが、12月21日に本人がツイッターで「色々な報道がでていますが、自分として欧州でまだやるべき事があると、夏にお断りをさせて頂いています。 ここ数週間の中で自分なりの決断を欧州で出来ればと思っています」と否定している。
1月中旬にはトルコ1部アンタルヤスポルからのオファー報道。新天地はルーカス・ポドルスキやドルトムント時代の僚友ヌリ・シャヒンら大物ベテランを擁するクラブになるのか。トルコ復帰となれば、ガラタサライを退団した2019年6月以来の参戦となる。
ただ、ここにきてブレーメンやウディネーゼも新天地候補に急浮上。欧州でも注目を集める香川の動向から目が離せない。
ジエゴ・コスタ
プレミアリーグやラ・リーガで実績十分のセンターフォワードは、2020年12月に「個人的な事情」でアトレティコ・マドリードを退団した。
現地メディアに「WhatsAppで見知らぬ番号から『ジエゴ・コスタがウチに来たがっている』とメッセージが来た。冗談かと思った」と明かしたマルセイユのアンドレ・ヴィラス＝ボアス監督によれば、本人サイドが高額サラリーを希望しているようで、これが新天地がなかなか決まらない要因になっている可能性がある。
一方で、英『サン』によると、ラウール・ヒメネスが負傷離脱したウォルヴァーハンプトンが獲得を検討しているようだ。
◆ ◆ ◆
1月20日にアーセナルとの契約を解除したギリシャ代表CBソクラティス・パパスタソプーロス、古巣ミランへの復帰を希望と報じられるFWアレッシャンドレ・パト、昨年12月に上海上港を退団したFWフッキなど、その他にも動向が注目される選手は少なくない。
現在フリーの注目選手
| Pos. 選手名 | 前所属クラブ｜国籍 |
|---|---|
| FW ジエゴ・コスタ | アトレティコ・マドリード ｜ ブラジル |
| FW アレッシャンドレ・パト | サンパウロ ｜ ブラジル |
| FW ロビーニョ | サントス ｜ ブラジル |
| FW アレックス・テイシェイラ | 江蘇蘇寧 ｜ ブラジル |
| FW フッキ | 上海上港 ｜ ブラジル |
| FW ヘセ | PSG ｜ スペイン |
| FW ボージャン・クルキッチ | モントリオール・インパクト ｜ スペイン |
| FW ダニエル・スターリッジ | トラブゾンスポル ｜ イングランド |
| FW ウィルフリード・ボニ | アル・イティハド ｜ コートジボワール |
| FW アーメド・ムサ | アル・ナスル ｜ ナイジェリア |
| MF 香川真司 | レアル・ソシエダ ｜ 日本 |
| MF サミア・ナスリ | アンデルレヒト ｜ フランス |
| MF マックス・マイヤー | クリスタルパレス ｜ ドイツ |
| MF ラッセ・シェーネ | ジェノア ｜ デンマーク |
| MF ラミレス | パルメイラス ｜ ブラジル |
| MF クワドォー・アサモア | インテル ｜ ガーナ |
| DF ソクラティス・パパスタソプーロス | アーセナル ｜ ギリシャ |
| DF エセキエル・ガライ | バレンシア ｜ アルゼンチン |
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