日本代表は、8分にMF田中碧の得点で先制したものの、70分にアイディン・フルスティッチに強烈なFKを沈められて同点に。しかし86分、途中交代でピッチに入ったFW浅野拓磨が左足を振り抜くと、これが相手DFに当たって再び勝ち越し。このリードを逃げ切って2－1で勝利を飾っている。
試合後に森保一監督は、「思うような結果が出ずに難しい戦いが続いていましたけど、選手たちがW杯出場権を獲得するために諦めず、気持ちを切らさず、自分たちの持っているものをすべてだしてくれた」と選手たちを称えた。また「プレッシャーもかかる難しい状況だったけど、良い準備からハードワークを見せてくれた」とコメント。
オーストラリア戦には、[4-3-3]とシステムを変えた。その意図については、「まず自分の力を出すためにここまでの活動を踏まえて、調子の良い選手を起用した。オーストラリア戦に向けてアドバンテージになると思った」と強調。
11月シリーズでは、11日にベトナム、16日に初戦で敗れているオマーンと敵地での2連戦。「今日勝てたことは素晴らしい。ただW杯の自動出場権を獲得することが大きな目標。これからの6試合でW杯出場につなげていくためにこの勝利をまた次からの活動につなげたい」と豊富を語る。
これで2勝2分と五分に戻した日本代表。この大きな勝利で風向きを変えられるか。森保ジャパンの戦いは続く。
W杯アジア最終予選 日本代表戦｜試合日程・配信/放送予定
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