前半9分に田中碧が先制ゴールを決めるも、70分にはオーストラリアに直接FKで同点弾を許した。85分に裏に抜け出した浅野拓磨がシュートを放ち、ファー側のポストに跳ね返ったボールを相手DFが押し込む形になり、日本が決勝点をマークした。公式記録ではOGとなっている。
試合後、決勝点を誘発した浅野拓磨はあまりの喜びに「ジャガーポーズをするのも忘れました」と振り返っている。
「ゴールは(相手の)オウンゴールだったんじゃないかと思うんですけど。絶対に自分が決めるという気持ちでピッチに入ったので。ゴール内にボールが入ったときは、ホッとというか嬉しいというか、(喜びを)爆発させすぎて(ゴールパフォーマンスの)ジャガーポーズをするのも忘れました」
「同点に追いつかれて。チャンスはあると信じていましたし、自分が試合を決めるんだという気持ちでピッチに入りました」
2017年、埼玉スタジアムで行われた日本vsオーストラリア戦でもゴールを決めている浅野。そのことについて問われると、「試合に対してどういうゲームだからといって心構えをすることは特にないんですけど、1試合、1試合、どの試合でも自分がゴールという結果でチームの勝利に貢献するという気持ちは変わらない。それが結果につながったというだけで。これからどの試合でもその気持ちで臨むつもりです」と返している。
「僕らが今崖っぷちにいるってことは全員が承知していることですし、だからといって誰一人諦めている選手はいないので。今日は勝ち点3を取りましたけど、厳しい状況には変わりないので。ここからまた全員が自分のチームに戻って、もっともっと成長して、また代表のピッチで全員が全力でプレーできるようがんばっていくしかないなと」
11月アウェイでの2連戦に向けては「まだ厳しい戦いが続くと思いますけど、僕個人としては日本代表のピッチでプレーできるように、明日チームに戻って成長できるよう頑張らないと」と、述べている。
日本は11月11日にベトナムと、同16日にオマーンと、それぞれ敵地で戦う。11月の2連戦で勝ち点6を加えることができるのか、引き続き負けられない戦いが続く。
W杯アジア最終予選 日本代表戦|試合日程・配信/放送予定
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