直近では起用法について議論も巻き起こるなど渦中にいた長友佑都だが、この試合では攻守に渡る積極的なプレーで存在感を発揮。魂のこもった見事なプレーで批判を跳ね除けた。試合後の会見で、この日は試合前から「久しぶりに俺は今日生きるか死ぬかだった」ほどに気合を入れていたと明かした。
「僕の魂の叫びが聞こえました?W杯の時の緊張感と興奮を思い出しました。今日できなければ、代表に僕自身がいる意味がないなと思っていたので、本当に魂を込めて戦いましたし、自分自身、びっくりするくらい魂の叫びが聞こえていた。興奮しました」と試合後振り返った。
試合前には「ブーイングされるかな」と思っていたそうだが、蓋を開けてみればスタンドからの応援は暖かかった。「皆さんの応援と愛をもらったので今日は絶対に最高のパフォーマンスで恩返ししたいなという気持ちで入りました」と話した。
「追い込まれれば追い込まれるほど、逆境になればそっちの方が自分自身も力を発揮できる」とこの日話したように、自身も認める逆境男の長友。「やはりたくさんの批判をいただいたので、皆さんの批判が僕の心に火をつけてくれたなと。改めて批判は自分にとってプラスになる、必要なものなんだなと感じた」とどんな状況でも前を向く。
「やはり僕の原点は、それは本当に精神的な部分で、目の前の選手に負けない。魂を込めて戦うことを意識していた。いろいろな部分で自分の中で慢心もあったのかなと。ここまでいろいろな経験をしてきてあったのかな」
その慢心に向き合えたのも厳しい意見や批判があったからこそ。「今後も自分がダメな時は自分自身、大きな批判をして欲しいなと思いますし、厳しい意見も必要だなと思う。本当に皆さんに感謝したい。温かく応援してくださった人たち、メッセージをくれた人にも心から感謝しているけど、批判して魂に火をつけてくれた方々にも感謝したいです」と、批判を受け入れ、謝意を述べた。
一方で批判だけも堪えるようで「たくさん批判をもらって、このままだと燃えてしまうので、今日だけでいいので称賛という名の栄養が欲しいなと思います」と持ち前の茶目っ気も見せた。逆境精神を発揮し、見事な復活劇を果たした長友が日本代表をさらに盛り上げる。
W杯アジア最終予選|試合日程・配信/放送予定
W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波(テレビ朝日)とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。
- 男子FIFAランキング
- 女子FIFAランキング
- サッカー日本代表・U24・女子 | 試合日程・結果・放送予定
- W杯カタール2022アジア最終予選 | 日程・順位・組み合わせ
- W杯カタール2022欧州予選 | 日程結果・順位表・放送予定
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。