吉田麻也が思わず「それ質問じゃないですよ！」と笑った岡田武史氏の言葉 ｜ オーストラリア対日本 ｜ 2022カタールW杯アジア最終予選

24日のカタールワールドカップ・アジア最終予選で、日本代表がオーストラリア代表に2－0の勝利。途中出場の三笘薫が2ゴールと大車輪の活躍を見せ、7大会連続7回目の本大会出場を決めた。試合後、日本代表のDF吉田麻也がフラッシュインタビューで率直な思いを述べている。

「ホッとしています。決まった瞬間、これでとりあえずもうちょっと代表でプレーできると思いました」

DAZNで試合解説を担当した盟友の内田篤人氏から「試合前の円陣はなんて声をかけた」か問われると、安堵感からだろうか。日本代表の主将から冗談が飛び出した。

「内田さんも、中村憲剛さんも、岡田監督も、このアウェーでオーストラリアに勝っていないので、必ず勝ってW杯決めようっていう話はしました。すみません（笑）」

内田氏は「大丈夫です」と笑いながら「ハーフタイムはどんな指示が」と質問を続ける。

「データで相手が落ちてくるってわかっていたので、前半プレスを掻い潜れなかったところを、しっかり田中選手、遠藤選手、守田選手が上手く絡んでくれて、相手をいなして僕たちがボールを持つ時間が長くなりました。最終的には攻め込まれる時間帯になりましたけど、相手が出てこないといけない状況になるまで0-0でいったということで、大きなスペースが後ろにできて、三笘選手が上手く点を決めてくれた。プラン通りで良かったなと思います」

同じく解説を務めた岡田武史氏は、吉田にこう労いの言葉を贈った。

「麻也、ごくろうさん、本当。素晴らしかったよ。いやぁ、前半ね、あんなに行ったり来たりして、こっちはイライラして不安で。後半の戦い方が素晴らしかったと思います。麻也がちゃんと安定してディフェンスライン、前半0－0でやってくれたんで、日本を救ってくれたと思っています。ありがとう」

これには吉田も「ありがとうございます」と照れ笑いし、思わず「それ、質問じゃないですね」とツッコミ。だが、岡田氏は「質問できないよ」と感無量の様子で、「本当にうれしいです。みなさんもこのプレッシャーを重々わかっていると思うので、本当にうれしいです。ホッとしました」という主将の言葉に耳を傾けていた。

オーストラリア対日本｜試合日程・配信・放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波（テレビ朝日）とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。

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