バルセロナFWメンフィス・デパイの去就に注目が集まっている。スペイン『マルカ』が報じた。
ラ・リーガ第34節マジョルカ戦(2-1)では驚きの先発出場を果たし、チームの先制点を記録する活躍を見せたメンフィス。今季12点目でチーム内得点王の座は維持しているものの、来季もバルセロナでプレーし続けているかどうかは現状不透明となっている。
メンフィスは昨夏の移籍市場で、リヨンからフリーでバルセロナに加入。カタルーニャのクラブとは2023年まで契約を結び、シーズン当初は主力として活躍を見せていた。しかしチャビ・エルナンデス現監督の到着と冬の市場での補強により状況は一変。前線3枚のレギュラーはFWフェラン・トーレス、FWピエール=エメリク・オーバメヤン、FWアダマ・トラオレ(後にFWウスマン・デンベレ)となり、メンフィスの出場機会は負傷の影響もあって激減している。
メンフィスが来季もバルセロナに残るとしても、やはり出場機会を得るのは難しそうだ。バルセロナがアダマの買い取りオプションを行使せず、デンベレとの契約延長交渉がもう一度破談に終わったとしても、前線にはF・トーレス、オーバメヤン、さらにFWアンス・ファティがおり、加えてクラブはFWロベルト・レヴァンドフスキやFWロメル・ルカクといった大物ストライカー獲得の可能性を模索し続けている。バルセロナにしてみれば、来夏にはフリーで放出することになるメンフィスを、今夏売却する方が都合が良さそうに思える。
なおメンフィス本人はマジョルカ戦直後、『ESPN』とのインタビューで「来季もここにいるよ。僕はこのチームで重要な存在になりたいんだ」と残留する意欲を示していたが……。果たしてオランダ代表FWは来季、一体どこでプレーしているのだろうか。
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