レアル・マドリードとFWヴィニシウス・ジュニオールが契約延長に近づいているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
スポーツ面の交渉事について基本的にはシーズン終了後に行う予定だったレアル・マドリードだが、MFルカ・モドリッチとDFナチョ・フェルナンデスの契約延長がほぼまとまっているとされるように、ヴィニシウスとの契約延長も進めている模様だ。
レアル・マドリードと今季に本格的ブレイクを果たしたヴィニシウスとの現行契約は2024年まで。クラブはその契約を2028年まで延長して、契約解除金を3億5000万ユーロ(約470億円)からスター選手扱いとなる10億ユーロ(約1300億円)まで引き上げる方針という。そしてMFダニ・セバジョス、DFヘスス・バジェホ、GKアンドリー・ルニンと並びチーム最低クラスの年俸320万ユーロ(約4億円、ネット)+インセンティブについては、1000万ユーロ(約14億円、ネット)+インセンティブというオファーを提示するとのことだ。
2018年にレアル・マドリードに加入したヴィニシウスは今季、まさにスター級の活躍を披露している。今季公式戦成績は21得点20アシストだが、双方で20以上を記録した同クラブの選手はFWクリスティアーノ・ロナウドとFWカリム・ベンゼマ以外いない。またヴィニシウスと同じく21歳、またはそれ以下の年齢で、今季41得点に絡んだ欧州エリート界の選手は存在せず。ボルシア・ドルトムントFWアーリング・ハーランド(36得点に関与)、レッドブル・ザルツブルクFWカリム・アデイェミ(27得点)、クラブ・ブルッヘFWチャールズ・デ・ケテラエル、マンチェスター・シティMFフィル・フォーデン(25点)でも届かない数字だ。
またドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』で、ヴィニシウスの市場価値はFWモハメド・サラー、FWハリー・ケインと並び1億ユーロと見積もられ、その上にはFWキリアン・エンバペ(1億6000万ユーロ)、ハーランド(1億5000万ユーロ)がいるのみとなっている。
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