リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、アーセナル戦の勝利と優勝争いについて語った。
16日に行われたプレミアリーグ第27延期分で、アーセナルのホームに乗り込んだリヴァプール。5連勝中と絶好調の相手に対し、前半は互角の展開に。それでも54分にディオゴ・ジョタが均衡を破ると、62分にはロベルト・フィルミーノが追加点。失点を許さず、2-0で大一番を制した。
クロップ監督は試合後、『スカイスポーツ』に対して「本当に特別だね。我々の状況や相手の状況、前半がうまく行かなかったことを考えれば、試合を正しい方向に持っていけたのは本当に特別なんだ。アーセナル相手には気を引き締めなければならない。本物の脅威だからね」と振り返った。
これで破竹の9連勝となり、首位マンチェスター・シティとのポイント差を「1」まで縮めることに成功したリヴァプール。指揮官は優勝争いについて以下のように語った。
「良い瞬間を過ごしてきたが、勝ち点差は1。我々にできるのは試合に勝つことだけ。この素晴らしいリーグで簡単な試合などないし、これからも続けていかないとね」
「次の試合へどう準備するか、どうこの状況を乗り切るか、関心があるのはそれだけだ」
「（1ポイント差で2位になったことを）10年後に誇るような人はいると思う？ いないだろう。我々は特別なグループであることは理解しているし、この状況からできる限りのことを引き出したい」
また、会見で「優勝争いで追いかけるのと追いかけられるの、どちらが好み？」と問われたクロップ監督は、「今は20ポイントリードするほうが良いさ！大量にな！」と冗談を交えて答えている。
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