試合の概要
日本代表FW岡崎慎司の所属するウエスカが日本時間7日のラ・リーガ第22節でレアル・マドリードを本拠地エル・アルコラスに迎える。
ウエスカ（20位 勝ち点16｜2勝10分9敗｜17得点30失点）
ウエスカは前節、残留を争うライバルの1つであるレアル・バジャドリードと対戦し、3-1で勝利。背番号9を背負うラファ・ミルがハットトリックを達成し、ラ・リーガでは9試合ぶりに複数得点が生まれる試合となった。
実に8試合ぶりの白星を飾ったウエスカだが、順位は依然として最下位だ。課題は引き続き明白であり、ラファ・ミル以外に複数得点を決めているのがハビエル・オンティベロスと負傷中のサンドロ・ラミーレスのみ、それも両選手が2得点という得点源の少なさ。
2部から作り上げてきたポゼッションスタイルはなかなか通用せず。残留に向けて状態を上向けるためにも、格上との対戦ではまずは勝ち点1以上を目指す戦いが求められる。
注目選手：岡崎慎司
今シーズンここまでリーグ戦1ゴールと、なかなか結果を出すことができていない日本代表ストライカー。得点力のみが持ち味の選手ではないとはいえ、チームの浮上に貢献するためにもエースとして名乗りをあげたい。
予想フォーメーション（3-5-2）
- GK：アルバロ・フェルナンデス
- DF：G・シルバ、シオヴァス、プリード
- MF：マフェオ、セオアネ、ドゥンビア、M・リコ、M・ガラン
- FW：岡崎慎司、ラファ・ミル
レアル・マドリード（3位 勝ち点40｜12勝4分け4敗｜35得点18失点）
レアル・マドリードは前節、レバンテをホームに迎えて1-2でまさかの敗戦。立ち上がりにエデル・ミリトンが相手選手を倒してしまい一発退場となったものの、13分にアセンシオが先制点を奪取したが、その後はGKクルトワが目立つ展開が続くままに逆転負けを喫した。
リーグテーブルでは2位・バルセロナと勝ち点40で並んでいるが、1試合消化試合の少ないアトレティコ・マドリードとの勝ち点差は「10」に広がっている。
ミリトンが出場停止、ダニエル・カルバハルとセルヒオ・ラモス、エデン・アザールが負傷、ナチョが新型コロナウイルスから練習復帰したばかりという苦境ではあるが、優勝を目指すクラブとして格下から取りこぼすことは許されない。前回の直接対決で4-1の快勝劇を披露した相手に、再び力の差を見せつけることはできるのだろうか。
注目選手：ラファエル・ヴァラン
クラブ、そしてフランス代表でタイトルを取りつくしたヴァランだが、主力を多く欠く不安定な陣容の中でより一層、“勝者”としてチームをオーガナイズする働きが求められる。岡崎とのマッチアップも予想されるが、一瞬の動き出しでゴールを脅かすストライカーとの対戦では、統率の乱れが命取りになりかねない。
予想フォーメーション（4-3-3）
- GK：クルトワ
- DF：オドリオソーラ、ヴァラン、ナチョ、メンディ
- MF：モドリッチ、カゼミーロ、クロース
- FW：アセンシオ、ベンゼマ、イスコ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年2月7日（日）日本時間0:15
- 会場：エル・アルコラス
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