14日、ベルガモのゲヴィススタジアムで行われたビッグマッチ(1-1)において、試合の行方を左右する2つのエピソードの主役となったデ・リフト。そのうちの1つ目は、45分に遡る。ユヴェントスのペナルティエリア左からMFジェレミー・ボガが侵入。しかし鋭いシュートは、ゴール前のオランダ代表DFに阻まれた。アタランタはデ・リフトのプレーにハンドがあったとしてPKを主張したが、主審はこれを認めなかった。22歳のユーヴェDFは、試合を振り返りつつ、ハンドを否定している。
「ゴールを守るのが僕の仕事であり、自分の任務をこなしている。アタランタは強豪で、今日は非常に難しい試合だった。だがファンは楽しんでくれたはずだ。最終的にユーヴェもアタランタも2ポイントを取り損ねてしまったので、両チームともにがっかりしているはずだ。ボガのシュート? あれは脇腹だった。腕ではなく、脇腹に当たったのが自分でも分かったので、安心していた」
デ・リフトが関わった2つ目のエピソードは、76分のアタランタの得点シーン。ユーヴェDFは、自陣ゴールから約30メートルの位置でファウルを献上。それをMFルスラン・マリノフスキーに直接決められ、先制点を奪われた。デ・リフトはウクライナ代表MFのスーパーゴールに驚きを隠せない。
「試合終了後、彼にも直接言ったが、まさかあそこから決めるなんて、不可能だと思った。あの位置からゴールが決まるなんて、まったく考えもしなかったよ」
最後にデ・リフトは、新加入の22歳FWドゥシャン・ヴラホヴィッチに言及。セルビア代表FWがFWアルバロ・モラタとFWパウロ・ディバラの良さを引き出していると評価した。
「チームにとって非常に重要な補強になった。彼が加わったことで、モラタはより自由になり、プレーが良くなった。ディバラにとっても、パス交換の相手ができたので重要なことだ。ドゥシャンはゴールを決めてくれるし、チームメートのサポートにも貢献してくれて素晴らしい」
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