フィオレンティーナは17日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が退任することを発表した。
2019年12月にナポリ指揮官に就任し、コッパ・イタリア優勝に導いたガットゥーゾ監督。しかし、2020-21シーズンはセリエAで5位とチャンピオンズリーグ出場権を逃すことに。さらに会長との関係悪化も騒がれ、同シーズンをもってナポリを離れている。
そんなガットゥーゾ監督だが、5月22日に新シーズンからフィオレンティーナの指揮を執ることが発表。来季へ向けて準備を進めていると思われていた。
しかし17日、クラブは公式HPでガットゥーゾ監督が退任することを突如発表している。声明では「フィオレンティーナとガットゥーゾは双方の合意の下、次のシーズンを共にスタートさせないことを決定した。フィオレンティーナは直ちに、このクラブと街にふさわしい結果を導く技術的な選択に取り掛かる」と述べている。
わずか22日間でフィオレンティーナを離れることになったガットゥーゾ監督。移籍市場のスペシャリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、今回の電撃的な退任劇は補強方針についての対立にあるようだ。ガットゥーゾ監督と代理人ジョルジュ・メンデスはポルトMFセルジ・オリヴェイラらの獲得希望を伝えたようだが、クラブは高額な補強費を許可せず、意見の食い違いが早期退任につながったと見られている。
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