■試合の概要
残留争いに巻き込まれているヘタフェが、強豪レアル・ソシエダをホームで迎え撃つ。残留を争う上で重要な一戦となりそうだ。キックオフは日本時間14日22時となっている。
ヘタフェ（13位 勝点24｜6勝6分10敗｜17得点28失点）
ここ4試合で3敗を喫しており、降格圏とは4ポイント差となっているヘタフェ。本格的に残留争いに巻き込まれないためにも勝点獲得が求められるところだ。
課題となっているのは得点力不足。ここ3試合は無得点に終わっており、攻撃陣のアイデア不足は否めない。カルラス・アレニャーや久保建英、ククレジャといった才能ある選手はいるものの、それらの攻撃が単発に終わっている印象だ。
久保やアレニャーといった新戦力がチームにフィットすれば、攻撃陣も期待することはできるが、前節はいずれもスタメン落ち。真価を発揮できていないのが現状であり、苦境は続きそうだ。
注目選手：久保建英
ここ4試合は先発していたが、明確な結果を残せずにいると、前節レアル・マドリード戦では先発落ち。途中出場から35分間の出場となったが、現地メディアでの評価は低調。「家に帰ったのに活気がなさ過ぎる。ゲームに入り込めなかった」とし、チーム最低タイの0点を付けられた。
試合後、指揮官のホセ・ボルダラス監督からは「フィジカルのレベルも改善されなくてはならない」と注文も付けられた。レアル・ソシエダ戦ではどれほどのチャンスを与えられることとなるのだろうか。
予想スタメン（4-4-2）
- GK：ソリア
- DF：スアレス、カバコ、チャクラ、オリベラ
- MF：マクシモヴィッチ、アランバリ、ククレジャ、アレニャー
- FW：ハイメ・マタ、アンヘル
レアル・ソシエダ（6位 勝点35｜9勝8分5敗｜36得点20失点）
前半戦は2位につける好調ぶりを見せていたが、12月にエースのオヤルサバルが離脱すると失速。現在は6位に付けている。
首位アトレティコ・マドリードとは16ポイント差まで開き、現実的な目標はチャンピオンズリーグ出場圏内。4位セビージャとは7ポイント差で、逆転は可能だ。
加えて、ラ・リーガでも屈指の魅力的なスタイルを継続中。オヤルサバルやイサク、ポルトゥといったアタッカー陣が躍動しており、得点数はリーグ4位の好成績となっている。堅守とハードワークで知られるヘタフェの牙城を崩せるかが、勝敗のカギを握る。
注目選手：ミケル・オヤルサバル
前節2ゴールを挙げ、今季のリーグ戦二桁得点に到達したオヤルサバル。これで4シーズン連続二桁ゴールを記録している。
ウイングとしては異質の得点力を備えており、前節カディス戦では体幹の強さも見せつけ、相手DFを跳ね飛ばし、ゴールへ流し入れた。独特のPKももはや代名詞となっており、ヘタフェ戦でもゴールに直結する活躍が期待される。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：レミーロ
- DF：ナチョ、スベルディア、エルストンド、ゴロサベル
- MF：イジャラメンディ、ゲバラ、メリーノ
- FW：オヤルサバル、イサク、ヤヌザイ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2021年2月14日（日）日本時間22:00
- 会場：コリセウム・アルフォンソ・ペレス
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