エイバルの乾貴士が3シーズン前の再現に挑む
エイバルは2月16日に第24節レアル・ソシエダ戦を行う予定だったが、ホームスタジアム周辺で発生した火災による大気汚染の影響で延期となった。今回のバルセロナ戦が約2週間ぶりの試合となる。
一方のバルセロナは前節、ヘタフェとの上位対決を2−1で制し、首位レアル・マドリードに勝ち点1差に迫った。今節の結果次第では首位に立つ可能性もある状況で、エイバルを本拠地カンプ・ノウに迎え撃つ。
カンプ・ノウでのバルセロナ対エイバルというカードで思い出されるのは、2016−17シーズンのラ・リーガ最終節。試合は4−2でバルセロナが勝利したが、エイバルの2ゴールを挙げたのが乾貴士だった。乾は7分と61分、いずれも左足のボレー弾でゴールを決め、日本人初のバルセロナ戦ゴールスコアラーとなった。
今シーズンの乾はここまで18試合に出場し、1ゴール・4アシストと上々の成績を残している。第9節でバルセロナと対戦した際は後半から途中出場したものの、流れを変えられずにチームも0−3の完敗。乾は自身のツイッターで「なんもできず終わった。悔しい」と振り返っており、リベンジに燃えている。
今年1月のバルセロナの指揮官に就任したキケ・セティエン監督は昨シーズン、ベティスを率いていた。当時ベティスに在籍していた乾は多くの出場機会を与えられず、アラベスに期限付き移籍となった因縁がある。乾としても、スタメン出場を果たしてかつての指揮官に自身の存在価値を示したいところだろう。
バルセロナはルイス・スアレス、ウスマン・デンベレとFW陣に長期離脱者が相次ぎ、エースのリオネル・メッシもリーグ戦4試合連続ノーゴールとやや足踏み。前節ヘタフェ戦ではDFジョルディ・アルバが負傷交代と不安要素が重なっているが、首位浮上を狙うバルセロナが下位チーム相手にどのようなサッカーを展開するのかが注目ポイントの一つとなる。
両チームの2019-20シーズンの成績
バルセロナ（2位）
24試合／16勝・4分・4敗（勝点52）／57得点・29失点
エイバル（16位）
23試合／6勝・6分・11敗（勝点24）／22得点・32失点
バルセロナ対エイバルの試合日程・放送予定
日程：2020年2月23日（日）00:00 キックオフ
会場：カンプ・ノウ
放送・配信時間（DAZN）：00:00
※時間はすべて日本時間
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