ラ・リーガ初の日本人対決に大きな期待
乾貴士が背番号22を背負うエイバルは第24節レアル・ソシエダ戦が近隣の火災の影響で延期になり、消化試合が1少ない状態で暫定16位に位置する。一方、久保建英が背番号26をつけるマジョルカは18位で、ともに残留争いを演じている。両チームの勝ち点差は5ポイントあり、残留に向けてはともに勝ち点3の獲得が必須の試合となる。
エイバルに乾貴士、マジョルカには久保建英が所属しており、日本人対決が実現する可能性があるという点が最大の注目ポイントだ。両チームはラ・リーガ開幕節で対戦し、マジョルカが2−1で勝利を収めているが、当時、久保はまだマジョルカに期限付き移籍していなかった。今回、同時にピッチに立てば、ラ・リーガでは初の日本人対決が実現する。
乾は3−0で5試合ぶりの勝利を収めた第26節レバンテはベンチ外だった。ただしラ・リーガではここまで17試合に先発出場しており、“ジャパンダービー”でもスタメン入りする可能性は高い。
一方、マジョルカの久保は第25節ベティス戦で1ゴール1アシストの活躍を見せてビセンテ・モレノ監督の信頼を獲得。第26節ヘタフェ戦でもスターティングメンバーに名を連ねた。チームは0−1で惜敗したものの、久保は先発フル出場し、ドリブルやスルーパス、スペースへの抜け出しで好機を作った。
クラブは元韓国代表のキ・ソンヨンを獲得しており、前線の競争は激化している。それでも、この2試合のパフォーマンスを見る限り、久保が引き続き先発メンバーに名を連ねる確率は高いと言える。
ポジションは乾が左サイド、久保は最近、右サイドでプレーしているため、同時にピッチに立った場合は直接マッチアップする場面も出てくるはず。果敢にドリブルを仕掛けて相手をかわし、フィニッシュに絡むという役割は共通しており、どちらがチームの勝利に貢献できるかという部分で期待値が高まる。
両チームの2019−20シーズンの成績
エイバル(16位)
25試合/7勝・6分・12敗(勝点27)/25得点・37失点
マジョルカ(18位)
26試合/6勝・4分・16敗(勝点22)/26得点・43失点
エイバル対マジョルカの試合日程・放送予定
日程:2020年3月7日(土)21:00 キックオフ
会場:イプルーア
放送・配信時間(DAZN):21:00
※時間はすべて日本時間
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