バルセロナのシャビ・エルナンデス監督は、就任会見で「規律が必要」という言葉を繰り返していたが、その規律を守らなかった選手が早くも現れたようだ。
ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督やルイス・エンリケ現スペイン代表監督の時代には厳格な規律があったものの、現在は練習開始やチームバス出発の時刻を守らなかったり、チームで食事を取ることを嫌ったりする選手たちが存在するとされるバルセロナ。シャビ監督はこれを受けてか就任会見で規律を取り戻すことを公言していた。
そして『ESPN』は、12日の練習でFWウスマン・デンベレが遅刻をしたために罰金処分になったと報道。曰く、バルセロナの面々は8時30分に練習場に集合する予定だったが、フランス代表FWは8時33分に到着と、3分遅刻したとのことだ。なおデンベレが支払う金額がいくらかは不明となっている。
シャビ監督は指揮官就任直後には、DFジェラール・ピケが民放のトークショーに出演することをキャンセルさせたとも報じられる。果たして、この厳格な姿勢と規律で、ラ・リーガで9位に沈むなど低調を極めるチームを上向かせることができるのだろうか。
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