【座談会】内田篤人、佐藤寿人、矢部浩之の3人がオマーン戦を振り返る「いい守備からいい攻撃」「代表デビュー戦とは思えない」｜ サッカー日本代表｜ ワールドカップアジア最終予選

厳しい戦いが続くワールドカップ・アジア最終予選。日本は第6節にアウェイでオマーンと対戦し、終盤に挙げたMF伊東純也の得点を守り切り1-0で勝利した。試合終了後、DAZNの『裏チャンネル』では、内田篤人氏、佐藤寿人氏、矢部浩之氏の3人が集結し、試合を様々な視点で振り返った。

佐藤氏のサブイボ

3人が合流した後に発表されたのが佐藤氏の“サブイボ”だ。今日のワンシーンについてピックアップした。

佐藤 「自分は得点シーンにつながったところですね。僕は森保監督が掲げるいい守備からいい攻撃にがあるので、最終的には中山選手が高い位置で奪ったところです。高い位置で奪ったこと、あとは出すタイミング。三笘にワンテンポずらしてなのか、意図的なのかわからないですけど、ずれたことでオマーンの守備の対応が若干遅れたと思います。点と点がつながって得点になったと思います」

矢部 「映像はやべっちのサブイボと全く一緒です。ただ、正確に言うと、違います」

内田 「映像は矢部さんと一緒。言っていることは僕と一緒です。いい守備からいい攻撃」

矢部 「だから全被りです（笑）」

佐藤 「メインチャンネルにいながら裏チャンネルも背中で感じていました」

三笘薫について

後半、途中出場で大きく流れを変えたのは、A代表初出場となった三笘だった。後半にはクロスからアシストも記録。勝利をもたらしたパフォーマンスについて3人が見解を述べた。

佐藤 「代表デビュー戦とは思えない。ファーストプレーから（素晴らしかった）」

矢部 「（メッセージを読みながら）やはり左サイドは三笘でしょ。少なくともアジアでは無双できるはず」

内田 「少なくともアジアでは、というのがポイントかもしれませんね」

佐藤 「あとは三笘がボールを持った時に周りの選手が、彼がドリブルするから任せてしまうと、プレーの選択がドリブルだけになってしまう。近くに寄ってあげてワンクッション入れてあげるなど、フロンターレではいい意味で味方が近くにいたので逆をつくいろいろな選択肢が取りやすかったと思う」

内田 「ディフェンスもこっちくるかなと思うので。ドリブル一個だけだとね。スラムダンクでいう沢北と同じです」

佐藤 「完全、裏だね。こんなテンションなかったよメインでは（笑）」

オマーン戦の総括

改めて最後はオマーン戦を振り返っての感想を口にした。

佐藤 「難しい試合でプレッシャーもかかっていたと思います。その中でキャプテン吉田選手を含めて、全員の力でアウェイ2試合を勝ち切った。1月ラウンドでまたいい競争が生まれると思うので、それを期待したいです」

内田 「ここから4つは現実的は話、W杯が計算して戦わないといけない段階。直接対決もあるので目が離せません」

W杯アジア最終予選｜試合日程・配信/放送予定

W杯アジア最終予選では、日本代表のホームは地上波（テレビ朝日）とDAZNが同時に中継・配信を行うが、アウェイではDAZNが独占配信する。

AFCアジア予選 – Road to Qatar – オリジナルコンテンツ配信予定

11月19日（金）AFCアジア予選 第5＆6戦レビュー -ROAD TO VICTORY-

AFCアジア予選の第5戦ベトナム戦、第6戦オマーン戦を中心に日本代表の戦いを振り返ります。これまでの試合で採用された戦術と選手起用について徹底討論。2022年1，2月に行われる第7戦中国戦、第8戦サウジアラビア戦に向け、勝利の方程式を導き出す特別番組です。（主な出演者：岩政大樹氏、佐藤寿人氏ほか）

11月21日（日）やべっちスタジアム #49

第6戦オマーン戦を振り返ります。またこの一戦が日本代表年内最後の試合となることから、9月に行われた第1戦から第6戦までを総括して、翌年に残された残り4試合の戦いを占います。※詳細未定（主な出演者：矢部浩之氏、他（未定）

11月23日（火）Ｊリーグ ジャッジリプレイ #36

16日に行われたオマーン vs 日本の試合から注目のジャッジを取り上げます。※ジャッジリプレイの対象になる事象がなかった場合は、変更となる可能性があります。（主な出演者：原博実氏、平畠啓史氏、桑原学氏）

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