ベティスは12日、フランス代表MFナビル・フェキル（28）との契約を延長した。新契約は2026年まで。
2019年夏に移籍金2000万ユーロでリヨンからベティスに加入したフェキル。緑白のユニフォームを着たこの2シーズン半では94試合18ゴール17アシストという記録を残し、さらに驚異的なドリブル、パス、シュート能力により、正真正銘の怪物選手の一人としてベティス、ひいてはラ・リーガファンの記憶にも残ろうとしている。
記憶に残るプレーを数値化しても、フェキルは傑出している。今季シュート数は50本で、ラ・リーガではレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ、エスパニョールFWラウール・デ・トマス、レアルFWヴィニシウスに次ぎ4位、キーパス数は42本でアスレティック・ビルバオFWイケル・ムニアインに次いで2位、被ファウル数はムニアイン、ヴィニシウス、セルタDFハビ・ガラン、ラージョ・バジェカーノFWイシに次いで5位。フィニッシャー、またチャンスメーカーとしてベティスを引っ張っているのが、このフランス人MFだ。
そんなフェキルに対してはイタリアやイングランドのクラブからの興味がささやかれていたが、ついにベティスが契約延長をアナウンス。3年の延長でサインを交わしたとのことだ。ベティスはここ最近、MFセルヒオ・カナレス、FWボルハ・イグレシアスと2026年まで、さらにマヌエル・ペジェグリーニ監督とも2025年まで契約を延長していた。チームはラ・リーガ第20節終了時点で3位につけるなど好調だが、そのベースとなる選手たち、指揮官たちをしっかりと繋ぎ止めている。
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