モロッコサッカー連盟の会長が、バルセロナFWアブデ・エザルズリがアフリカ・ネーションズカップ参加を拒否したことについて語った。
アフリカ・ネーションズカップに臨むモロッコ代表に招集されていたアブデ。だがスペインサッカー連盟が、将来的にスペイン代表に招集する可能性があるために、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコ代表ではプレーしないよう説得に動いていた。
アブデはその後、モロッコサッカー連盟に対して今回のモロッコ代表招集に応じない旨を伝えたとされる。しかし同連盟のファオウズ・ラクジャ会長の話では、モロッコ代表を捨ててスペイン代表を選択したというわけではないようだ。ラクジャ会長はモロッコ『Radio Mars』に対して、次のように語っている。
「木曜日にエザルズリと話をした。彼は次の3月に自分をモロッコ代表に招集するよう求めてきたんだ。だから、私は言ってやったんだよ。そういうことではないのだ、と。彼に3月の招聘を約束することはできない。私たちはアフリカ・ネーションズカップのために、今、彼を必要としているんだ」
アブデはスペイン代表を選択したのではなく、アフリカ・ネーションズカップ参加のために出場機会を手にしているバルセロナから離脱することを恐れたのかもしれない。
これに関してラクジャ会長は、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長、チャビ・エルナンデス監督とは3回にわたり連絡を取ったことを明かして、アブデがアフリカ・ネーションズカップに参加することを「彼らは確信していたよ」と話している。
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