プレミアリーグ第3節が現地時間8月28日~8月29日に行われた。
第3節の総評
リヴァプール対チェルシー
今節の最注目カード、2連勝中同士のチームによるビッグマッチ。試合は22分、CKからニアサイドのカイ・ハヴァーツが厳しい態勢ながらもヘディングシュートを流し込み、チェルシーが先制する。しかし、前半アディショナルタイムに試合の行方を左右するシーンが。ゴール前での混戦からライン際で守備に入っていたリース・ジェイムズがシュートブロックの際にハンドを犯し、一発退場に。このPKをモハメド・サラーが決めて、リヴァプールが1-1とする。
迎えた後半、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ハヴァーツとエンゴロ・カンテを下げてチアゴ・シウヴァとマテオ・コヴァチッチを投入。リトリートからのカウンターに徹する。そのチェルシーに対してボールを保持したリヴァプールはよりチャンスを生み出していく。しかし、チェルシーも最後まで踏ん張ってそのまま試合終了。両者が勝ち点を分け合う結果となった。
マンチェスター・シティ対アーセナル
ジョゼップ・グアルディオラ監督とミケル・アルテタ監督による師弟対決。序盤から攻勢に出たマン・Cは7分にイルカイ・ギュンドアンのゴールで先行すると、12分にフェラン・トーレスが加点。一方のアーセナルは35分にグラニト・ジャカが危険タックルで一発退場となり、窮地に陥る。その相手に対してマン・CはG・ジェズス、ロドリ、そしてF・トーレスが2ゴール目を挙げて粉砕。0-5で敗れたアーセナルは、無得点での開幕3連敗というクラブ史上初の不名誉記録を残すことになってしまった。
そのほかの試合
アウェーでウォルヴァーハンプトンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、ラファエル・ヴァランが先発デビュー。終始ウルブスのプレスとハイインテンシティを前に苦戦するも、GKデ・ヘアと最終ライン守備陣の奮闘で失点を凌ぐと、80分にメイソン・グリーンウッドが挙げた開幕3試合連続弾を守りきり、勝ち点3を手にした。そのほか、42分のソン・フンミン弾によってワトフォードを1-0で退けたトッテナムは、今季唯一の3連勝で単独首位に浮上している。
第3節の結果
マンチェスター・C 5-0 アーセナル
【得点者】ギュンドアン(7分)、F.トーレス(12分、84分)、ガブリエウ・ジェズス(43分)、ロドリ(53分)
アストンヴィラ 1-1 ブレントフォード
【得点者】ア:ブエンディーア(13分) ブ:トニー(7分)
ブライトン 0-2 エヴァートン
【得点者】グレイ(41分)、カルヴァート=ルーウィン(58分/PK)
ニューカッスル 2-2 サウサンプトン
【得点者】ニュ:C.ウィルソン(55分)、サン=マクシマン(90+1分) サ:エルユヌシ(74分)、ウォード=プラウズ(90+6分/PK)
ノリッジ 1-2 レスター
【得点者】ノ:プッキ(44分/PK) レ:ヴァーディ(8分)、オルブライトン(76分)
ウェストハム 2-2 クリスタルパレス
【得点者】ウェ:フォルナルス(39分)、アントニオ(68分) ク:ギャラガー(58分、70分)
リヴァプール 1-1 チェルシー
【得点者】リ:サラー(45+5分/PK) チェ:ハヴァーツ(22分)
トッテナム 1-0 ワトフォード
【得点者】ソン・フンミン(42分)
バーンリー 1-1 リーズ
【得点者】バ:ウッド(61分) リ:バンフォード(86分)
ウォルヴァーハンプトン 0-1 マンチェスター・U
【得点者】グリーンウッド(80分)
第4節の日程・対戦カード
日時 (日本時間) | 対戦カード |
---|---|
9月11日(土) 20:30 | クリスタルパレス vs トッテナム |
9月11日(土) 23:00 | アーセナル vs ノリッジ |
9月11日(土) 23:00 | ブレントフォード vs ブライトン |
9月11日(土) 23:00 | レスター vs マンチェスター・C |
9月11日(土) 23:00 | マンチェスター・U vs ニューカッスル |
9月11日(土) 23:00 | サウサンプトン vs ウェストハム |
9月11日(土) 23:00 | ワトフォード vs ウォルヴァーハンプトン |
9月12日(日) 1:30 | チェルシー vs アストンヴィラ |
9月13日(月) 0:30 | リーズ vs リヴァプール |
9月14日(火) 4:00 | エヴァートン vs バーンリー |
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