日本代表は25日、日産スタジアムで開催された国際親善試合で韓国代表と対戦し、永遠のライバルを相手に3-0で勝利した。
昨年11月に行われたオーストリア遠征から約4か月。新型コロナウイルスの影響で選手選考の難しさがありながら、海外組と国内組を融合させた日本は、アジアのライバルである韓国と相対した。
久しぶりに国内での試合を迎えた日本は[4-2-3-1]のシステムを採用。DF吉田麻也やDF冨安健洋、MF南野拓実らが順当にスターティングメンバーに名を連ねた中、初招集組では川崎フロンターレのDF山根視来を右SBでスタメン起用した。
立ち上がりからゲームを支配したのは日本だ。前線からプレスをかけ中盤でボールを奪い切ると、両サイドを起点に攻撃を展開。韓国陣内に生まれるスペースを的確に突きながら攻撃を仕掛けていく。
試合が動いたのは前半16分。MF守田英正のスルーパスは通らなかったが、こぼれ球に反応したFW大迫勇也がヒールパスで前線にボールを送る。これを受けたのが山根だ。ペナルティエリア内で前を向いた山根は、思い切りよく右足を一閃。バーに当てながらもゴールへと決まり、山根の初先発・初ゴールで先制に成功した。
このゴールで勢いに乗った日本は、前半27分にも追加点。縦に速い展開から、大迫のパスを受けた鎌田大地がDFをブラインドにしながら右足のシュート。左のポストに当てながらゴールに流し込み、リードを2点へと広げた。
後半に入ると選手交代を使いながら互いに敵陣へと進入していく。それでも日本は、韓国にセットプレーを中心に攻め込まれる時間も冷静な対応を続けて無失点の時間を継続。すると後半の38分、左サイドで江坂任がCKを蹴ると、ファーサイドで遠藤航がフリーでヘディングを突き刺して3点目を奪った。
終盤は相手をいなしがらゲームをコントロール。チャンスを作りつつ、守備では相手を抑えて無失点で終了。10年前の3-0を再現するかのような快勝で、日本がライバル・韓国を打ち破った。
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