コパ・デル・レイ決勝のアスレティック・ビルバオvsバルセロナが日本時間4月18日に行われた。
決勝の総評
準決勝でレバンテを1勝1分けで下したビルバオと、セビージャとの第1戦を0-2で落としたものの第2戦で3-0の勝利を飾って逆転突破を果たしてきたバルセロナが決勝の舞台で激突した。
ラ・リーガでは“エル・クラシコ”に敗れて3位に後退し、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）からは既に敗退しているバルセロナにとって、是が非でも手にしたいタイトル。立ち上がりからボールを支配して一方的に攻撃を繰り出していくが、アントワーヌ・グリーズマンやリオネル・メッシらが決定機を決め切ることはないまま試合を折り返す。
そして運命の後半。防戦一方となっているビルバオのディフェンスラインがついに耐え切れなくなる。60分に右サイドを突破したフレンキー・デ・ヨングからのクロスにグリーズマンが合わせ、バルセロナが先制した。
これを皮切りとして、63分にはジョルディ・アルバのクロスにデ・ヨングが頭で合わせてリードを広げる。
そして、その5分後にはデ・ヨングの縦パスを受けたメッシが巧みな身のこなしで相手を翻弄してチームの3点目を奪取。72分にもアルバのクロスを落ち着いてコントロールしたメッシがネットを揺らし、試合を決定付ける。
ビルバオが一矢報いることは叶わず、完勝したバルセロナが3年ぶり31度目の優勝を果たした。
決勝の結果
アスレティック・ビルバオ 0-4 バルセロナ
【得点者】グリーズマン（60分）、デ・ヨング（63分）、メッシ（68分、72分）
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