悪い流れを断ち切れなかった。12月8日に就任したピーター・マース新監督の下、ベルギーリーグ第16節に臨んだシント=トロイデン(STVV)がシャルルロワに1-2の惜敗。これで3連敗となり、リーグ最下位に転落した。
GKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨がスタメンに名を連ねたSTVVは、立ち上がりから強度の高いプレーを披露。試合の主導権を握ろうと試みた。25分に先制を許すも、前半のうちに同点弾をゲット。1-1でハーフタイムを迎える。
しかし、52分の失点で再びビハインドを背負うと、その後はMFサミュエル・アサモアの退場(69分)もあり、試合をひっくり返せなかった。なお、STVVの中村敬斗は80分からピッチに立ち、シャルルロワの森岡亮太はフル出場を果たしている。
『HLN』電子版が報じた「コンビネーションもメンタリティも素晴らしかった」という主将スティーヴ・デ・リダーの言葉からも窺えるように、STVVのパフォーマンスが決して悪かったわけではない。実際、ボール支配率(60%)もシュート本数(17本)も、暫定5位に浮上したシャルルロワを上回った。
厳しい戦いが続くSTVVは次節(日本時間16日)、FW鈴木武蔵が所属するベールスホットをホームに迎える。暫定3位につけるも、現在2連敗中と勢いに翳りが見られる相手から勝利を収められるか。
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