ラ・リーガ第30節が現地時間6月19日～21日にかけて行われた。
バルサ首位陥落、レアルが3カ月ぶりのトップに
第29節終了時点で首位に立っていたバルセロナは、チャンピオンズリーグ（CL）出場権争い中のセビージャと敵地で対戦。ポゼッション率は60％を超えたものの、決定機の数はほぼ同じと拮抗した展開に。それでもゴールは生まれず、スコアレスドローに終わった。
一方同時点で2位のレアル・マドリードは、こちらもCL出場権争い中のレアル・ソシエダと激突。50分にセルヒオ・ラモスがPKを沈めて先制に成功する。しかしその主将が負傷でピッチを後にすると、68分にはアドナン・ヤヌザイにネットを揺らされた。だが、オフサイドポジションだったミケル・メリーノがGKティボー・クルトワの視界を遮っていたとして、VAR介入の結果ノーゴールに。すると直後の70分、カリム・ベンゼマが決勝点を奪った。こちらも腕でボールをトラップした可能性があったことでVARが介入したものの、ゴールは認められている。終盤に1点を奪われたが、2-1で勝利を収めた。
この結果、レアル・マドリードが勝ち点を65に伸ばし、バルセロナと同勝ち点に。当該対決の成績（1勝1分け）で上回り、3カ月ぶりに首位に立っている。
なおマジョルカの久保建英は、レガネス戦(1-1)で6試合連続の先発出場。82分にピッチを退いた。エイバルMF乾貴士はヘタフェ戦(1-1)で中断明け初先発を果たし、フル出場している。
第30節の結果
グラナダ 0-1 ビジャレアル
【得点者】G・モレーノ（11分）
マジョルカ 1-1 レガネス
【得点者】マ：S・セビージャ（9分） レ：O・ロドリゲス（87分）
セビージャ 0-0 バルセロナ
【得点者】なし
エスパニョール 1-3 レバンテ
【得点者】エ：D・ロペス（28分） レ：マヨラル（14分）、バルディ（67分）、オウンゴール（87分）
アスレティック・ビルバオ 1-0 ベティス
【得点者】I・マルティネス（7分）
ヘタフェ 1-1 エイバル
【得点者】ヘ：エテボ（30分） エ：シャルレス（45+6分）
アトレティコ・マドリード 1-0 バジャドリード
【得点者】ビトーロ（81分）
セルタ 6-0 アラベス
【得点者】ムリージョ（14分）、アスパス（21分／PK）、ラフィーニャ（40分、41分）、ノリート（78分／PK）、ミナ（86分）
バレンシア 2-0 オサスナ
【得点者】ゲデス（12分）、ロドリゴ（35分）
レアル・ソシエダ 1-2 レアル・マドリード
【得点者】ソ：メリーノ（83分） マ：S・ラモス（50分／PK）、ベンゼマ（70分）
第31節の日程・対戦カード
バルセロナはビルバオに開幕戦の借りを返せるか。日本代表の久保がレンタル元の本拠地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込む一戦、レアル・マドリード対マジョルカは我々日本人にとって見逃せないカードと言えるだろう。
| 開催日 | キックオフ （日本時間） | 試合 |
|---|---|---|
| 6／22（月） | 19:30 （翌2:30） | レガネスvsグラナダ |
| 6／22（月） | 22:00 （翌5:00） | ビジャレアルvsセビージャ |
| 6／23（火） | 19:30 （翌2:30） | レバンテvs アトレティコ・マドリード |
| 6／23（火） | 19:30 （翌2:30） | バジャドリードvsヘタフェ |
| 6／23（火） | 22:00 （翌5:00） | バルセロナ vsアスレティック・ビルバオ |
| 6／24（水） | 19:30 （翌2:30） | アラベスvsオサスナ |
| 6／24（水） | 19:30 （翌2:30） | レアル・ソシエダvsセルタ |
| 6／24（水） | 22:00 （翌5:00） | レアル・マドリード vsマジョルカ |
| 6／25（木） | 19:30 （翌2:30） | エイバルvsバレンシア |
| 6／25（木） | 22:00 （翌5:00） | ベティスvsエスパニョール |
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