セリエA第30節が現地時間3月18日～3月20日に行われた。
第30節の総評
首位のミランは敵地でカリアリと対戦。オリヴィエ・ジルー、ラファエル・レオン、ジュニオール・メシアスが前線に並んだ。前半をスコアレスで折り返すと、試合は後半に動く。59分、ジルーの落としをイスマエル・ベナセルが左足一閃。見事なボレーシュートがゴール左に吸い込まれ、ミランが先手を取る。
90分にはカリアリFWレオナルド・パボレッティが右サイドのクロスからヘディングシュートを見せるが、惜しくもバーに嫌われてしまう。アディショナルタイム4分もミランが1点を守りきり、3連勝を飾った。
首位ミランを追うナポリはウディネーゼと対戦。先手を取ったのはアウェーのウディネーゼ。22分、デウロフェウがゴール中央から見事なコントロールシュートを沈め、ネットを揺らす。しかし、52分にセットプレーからヴィクター・オシムヘンが頭で叩き込んで同点に。さらに63分には、右サイドから低いクロスをオシムヘンが右足でうまく合わせて逆転に成功する。そのままナポリが2-1と制し、連勝を飾った。
インテルはフィオレンティーナと対戦。インテルはチャンスを作りながらも前半決めきれずにいると、50分にフィオレンティーナが先制する。右サイドからの折り返しをルーカス・トレイラが叩き込んだ。しかし55分、左サイドからイヴァン・ペリシッチのクロスにデンゼル・ダンフリーズが頭で合わせて同点に追いつく。その後も押し込んだインテルだが、逆転ゴールは生まれず。痛いドローとなった。
ローマがラツィオとのダービーマッチを完勝。試合は開始1分、コーナーキックからこぼれ球をタミー・エイブラハムが押し込み、ローマがあっという間に先制点を奪う。さらに22分、リック・カルスドルプのクロスにエイブラハムが見事なボレーで合わせ、ローマが追加点を獲得する。40分にもロレンツォ・ペッレグリーニが鮮やかなFKを突き刺し、3-0に。後半はスコアが動かなかったものの、ローマが3-0と勝利した。
ユヴェントスはパウロ・ディバラとドゥシャン・ヴラホヴィッチがサレルニターナ戦で躍動。開始早々にディバラがゴールを挙げると、29分にはヴラホヴィッチのヘディング弾で追加点。2-0と制し、リーグ戦16試合負けなしとした。
第30節の結果
サッスオーロ 4-1 スペツィア
【得点者】サ：ベラルディ（17分／PK、48分）、K.アイハン（78分）、スカマッカ（81分） ス：ヴェルデ（36分）
ジェノア 1-0 トリノ
【得点者】ポルタノーヴァ（14分）
ナポリ 2-1 ウディネーゼ
【得点者】ナ：オシムヘン（52分、63分） ウ：デウロフェウ（22分）
インテル 1-1 フィオレンティーナ
【得点者】イ：ドゥンフリース（55分） フィ：トレイラ（50分）
カリアリ 0-1 ミラン
【得点者】ベナセル（59分）
ヴェネツィア 0-2 サンプドリア
【得点者】カプート（24分、38分）
エンポリ 1-1 ヴェローナ
【得点者】エ：ディ・フランチェスコ（26分） ヴェ：カンチェリエリ（71分）
ユヴェントス 2-0 サレルニターナ
【得点者】ディバラ（5分）、ヴラホヴィッチ（29分）
ローマ 3-0 ラツィオ
【得点者】エイブラハム（1分、22分）、ペッレグリーニ（40分）
ボローニャ 0-1 アタランタ
【得点者】エルハジ・シセ（82分）
第31節の日程・対戦カード
| 日時 （日本時間） | 対戦カード |
|---|---|
| 4月3日（日） 未定 | アタランタ vs ナポリ |
| 4月3日（日） 未定 | フィオレンティーナ vs エンポリ |
| 4月3日（日） 未定 | ヴェローナ vs ジェノア |
| 4月3日（日） 未定 | ユヴェントス vs インテル |
| 4月3日（日） 未定 | ラツィオ vs サッスオーロ |
| 4月3日（日） 未定 | ミラン vs ボローニャ |
| 4月3日（日） 未定 | サレルニターナ vs トリノ |
| 4月3日（日） 未定 | サンプドリア vs ローマ |
| 4月3日（日） 未定 | スペツィア vs ヴェネツィア |
| 4月3日（日） 未定 | ウディネーゼ vs カリアリ |
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