2位ミランは9日、敵地で昇格組のヴェネツィアと対戦。先制点をマークしたFWズラタン・イブラヒモヴィッチやドッピエッタ(1試合2得点)を記録したDFテオ・エルナンデスらの活躍により、3-0と勝利を収めてリーグ戦3連勝を飾った。この日、セリエA通算400試合目となる指揮を執ったピオリは、自身の記録達成を喜びつつ、躍動したミランの選手たちを称えた。
「400試合はかなりの数であり、私のしわは増えるばかりだ。だが、まさにミランにおいてこの節目に到達できたことに、非常に満足している。選手たちの特徴やクオリティを知る限り、今日のようなパフォーマンスを期待していた。簡単な試合ではなかったが、選手たちは適切な姿勢でプレーし、自分たちの力で試合を正しい方向へと導くことができた」
「テオ? 彼は自身の中で明確な目標を設定するべきだ。左サイドバックにおいて世界最強の選手になれるほどのクオリティと才能を持っている。すでに非常に良い選手だが、“良い選手”であることに満足し、このままで終わってしまったら残念だ。立ち止まることなく、さらに努力を続けてトッププレーヤーにならなければならない」
「(ラファエウ)レオンについても、テオと同じことが言える。自分自身をもっと信じ、努力することで、ヨーロッパや世界最強レベルの選手の1人になることができるだろう」
ミランは59分、PKを獲得したが、キッカーは前節のローマ戦でPKを失敗したイブラヒモヴィッチではなかった。T・エルナンデスがボールを抱え込んだMFブラヒム・ディアスとのやり取りの末、ペナルティマークに立ったが、ピオリはこれについて、「今日のPKキッカーはテオと決まっていた。素晴らしいPKだった」と説明した。
関連記事
● 【コラム】底辺から築いたシンデレラストーリー、一面を飾った元配達員ジュニオール・メッシアス | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。