17日、J1は第32節の1試合を実施。大分トリニータとベガルタ仙台の残留争い直接対決が行われた。
残留争いを占う6ポイントマッチは後半にゲームが動いた。
50分、ロングボールに抜け出したFW伊佐耕平のシュートはポストに直撃するも、相手GKに当たったボールがゴール前にこぼれると、FW渡邉新太が詰め貴重な先制点を奪うことに成功した。さらに、その10分後には渡邉がPKを沈めこの日2点目を決めた。
対して、90分を通じて1本しかシュートを放てなかった仙台は厳しい内容に終始。明暗がくっきりと分かれた直接対決を制した大分が残留に望みをつないだ。
6試合が開催されたJ2では、昇格圏内を走る、ジュビロ磐田と京都サンガは両チームともに敵地でのゲームとなったが、どちらもリードを許す展開の中、追い付き、勝点1ずつをもぎ取った。
一方で残留争いを強いられているチームは苦戦。その磐田と京都と引き分けた栃木と群馬の他に、レノファ山口はホームで水戸とドローに終われば、松本山雅、大宮アルディージャ、ツエーゲン金沢はそろって敗れ、勝点を積み上げることはできなかった。
J3は6試合が開催。上位に付けるカターレ富山とテゲバジャーロ宮崎が順調に勝点3を積み上げたのに対し、福島ユナイテッドは勝点1に留まり、FC岐阜といわてグルージャ盛岡の直接対決も痛み分けに終わった。
2試合が行われたWEリーグでは、INAC神戸レオネッサが開幕から5連勝を達成し首位をキープ。そのI神戸を追いかけるマイナビ仙台もアウェイで3発快勝を飾り、開幕からの負けなしを継続した。
■10月17日
・J1第32節
大分 2-0 仙台
・J2第34節
岡山 3-0 松本
栃木 1-1 磐田
千葉 2-1 大宮
金沢 1-2 甲府
山口 2-2 水戸
群馬 1-1 京都
・J3第23節
八戸 1-1 福島
富山 1-0 讃岐
鳥取 1-2 YS横浜
宮崎 3-2 鹿児島
長野 1-3 藤枝
岐阜 2-2 岩手
・WE第4節
I神戸 1-0 N相模原
新潟L 0-3 マイ仙台
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