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またもメダルには手が届かず、日本イレブンはピッチ上に打ちひしがれた。
12日前のグループリーグで対戦した時とは対照的に好スタートを切ったのはメキシコ。13分にMF遠藤航が与えたPKをセバスティアン・コルドバに沈められて先制点を許した日本は、22分にもFKからフリーでヨハン・バスケスにヘティングを仕留められて、前半だけで2失点。苦しい状況に追い込まれる。
このビハインドを覆そうとMF久保建英やFW林大地らからもシュートへの積極性を感じさせたが、一方で攻撃の局面では、選手同士の連係が噛み合わない場面やラストパスがズレるシーンも目立ち、効果的に攻め切れず、反撃の糸口を見出せないまま前半を終えた。
さらに日本は、後半序盤に窮地に追い込まれる。58分、再びセットプレーのCKからFWアレクシス・ベガにネットを揺らされて痛恨の3失点目。悲願のメダルがさらに遠のく展開に。
ただそれでも63分にピッチに入ったMF三笘薫が希望をもたらす。積極的にドリブルで仕掛けて持ち味を発揮し、冷静なラストパスから同タイミングで入ったFW上田綺世のチャンスを演出する。78分には、深い切り返しからペナルティエリアに侵入し、自ら反撃の狼煙をあげる一発を仕留めるも、終盤相手のゴールに迫りながらもこの点差を覆すことができないまま、タイムアップ。
53年ぶりのメダル獲得まであと一歩と迫った日本。大会を通じてサッカー界を盛り上げる戦いを見せてくれたが、メキシコに完敗し、2012年のロンドン五輪に並ぶ4位という結果に涙を呑んだ。
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