試合の概要
ヘンクとシント＝トロイデン、日本人選手が主力を務める両チームがクリスタル・アレナで激突する。
ヘンク（順位：8位 勝点45 ｜ 13勝6分け11敗 ｜ 58得点43失点）
昨年12月から指揮を執るベルント・シュトルク監督の下、13試合で7勝2分け4敗と持ち直したヘンク。しかしここまで8位と、満足できるほどの勝ち点は積み上げられていない。得点数はリーグ4位と攻撃面では充実しているが、失点数の多さは気になるところだ。
そんな中で迎えるシント＝トロイデン戦。目立った離脱者はいない中で、好調のチームを相手にどう戦うのか。これまで通りポゼッションを高めて試合を支配しつつ、伊東純也の構える右サイドを中心として相手を押し込みたい。そのためにも、簡単なロストや守備時の切り替わりでは高い集中力が必要だ。
注目選手：伊東純也
昨季からそのプレーの凄みが増した日本代表ウインガー。今季もリーグ戦30試合で5ゴール13アシストを記録しており、チームの絶対的存在として活躍を続けている。だが得点という意味では、現在8試合連続ノーゴール中。上位進出へ導くため、久しぶりのゴールに期待がかかる。
予想スタメン(4-2-3-1)
GK：ヴァンデヴォールト
DF：プレシアード、サディック、ルクミ、ユクレラー
MF：ヘイネン、フロショフスキー、伊東、トルストヴェット、ボンゴンダ
FW：オヌアチュ
シント＝トロイデン（順位：11位 勝点39 ｜ 11勝6分け13敗 ｜ 33得点38失点）
直近5試合負けなし（3勝2分け）と調子を上げるシント＝トロイデン。前節メヘレン戦(1-1)は苦しい展開を強いられたが、後半頭から出場した香川真司が試合の流れを変える活躍を見せ、原大智の今季3アシスト目で同点に追いついた。新戦力が難しいゲームで活躍するなど、チーム内にはポジティブな空気が漂っている。
ヘンクとの勝ち点差は現在6ポイント。勝てば一気に3ポイント差まで縮めることができ、ここで勝利できれば上位進出もまだまだ不可能ではない。敵地での一戦では苦戦が予想されるが、相手の攻撃を耐えながらチャンスをモノにしたい。
注目選手：香川真司
前節メヘレン戦で後半開始から途中出場、加入以降最長の出場時間を得た香川。すると攻撃面で抜群の存在感を発揮し、試合の流れを一気に変えてみせた。ゴールやアシストこそなかったが、際どいシュートを放つなど、コンディションが上向いていることを力強くアピールしている。この試合もベンチスタートが予想されるが、勝負どころでの活躍が求められる。
予想スタメン(5-3-2)
GK：シュミット・ダニエル
DF：橋岡大樹、アル＝ダヒル、ホルヘ・テシェイラ、ラヴァレー、ドニー
MF：ライツ、コナテ、ブルース
FW：林大地、原大智
放送・配信予定
- 配信： DAZN
- 実況：原大悟
- キックオフ：2022年3月14日（月）日本時間0:00
- 会場：クリスタル・アレナ
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