試合の概要
マジョルカが日本時間9日のラ・リーガ第31節でアトレティコ・マドリードを本拠地ビジット・マジョルカ・エスタディに迎える。
マジョルカ(順位:18位 勝ち点26|6勝8分16敗|26得点50失点)
マジョルカは前節、残留を争うヘタフェとの6ポインターに0-1で敗戦。タフな戦いとなったが、後半半ばにフランコ・ルッソが2枚目の警告を受けて退場となり、数的不利の中で終盤に悔しい失点を喫した。
これで7連敗を喫したマジョルカは降格圏を脱することができず18位のまま。ハビエル・アギーレ新監督は初陣で5バックを敷いて問題点に挙げられる守備の改善に取り組み、一定の成果も見せていたが、結果には結びつかなかった。
次なる相手はディエゴ・シメオネ監督の長期政権でタイトルを争い続けてきたアトレティコ。極めて強力な相手だが、2-1で金星を挙げた前回対戦を再現することはできるのだろうか。
注目選手:久保建英
日本代表帰りとなったヘタフェ戦では終盤の途中出場にとどまった久保だが、マジョルカが勝っていくための希望であることは変わらない。前回のアトレティコ戦で後半ATに決勝点を決めただけでなく、それ以前の対戦でもドリブルやパスで混乱を生じさせて相性の良さを示しており、今節も浮上のきっかけとなるようなパフォーマンスが期待される。
予想フォーメーション(5-3-2)
- GK:リコ
- DF:ジョバンニ・ゴンザレス、ガヤ、オリバン、ヴァリエント、ババ、マフェオ
- MF:バタグリア、久保建英、S・セビージャ
- FW:ムリキ、F・ニーニョ
アトレティコ・マドリード(順位:3位 勝ち点57|17勝6分7敗|57得点37失点)
アトレティコは前節、アラベスと対戦して4-1で勝利。スコアで見れば快勝ではあるが先制しながらも後半半ば時点では1-1、途中出場のルイス・スアレスの活躍もあって終盤に一気に得点を重ねた。
これによってリーグ戦においては6連勝を記録し、2位バルセロナ、4位セビージャと勝ち点57で並んでいるが、バルセロナは1試合未消化。また、首位レアル・マドリードとの勝ち点差は「12」と逆転優勝は困難な状況だが、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)圏外の5位べティスとの勝ち点差は「4」だ。
少しでも良い状況に持ち込みたいアトレティコにとっての懸念点は、ミッドウィークのUCLでマンチェスター・シティと対戦したことによる疲労か。選手層に大きな差のあるマジョルカにダブルを許さないためにも、心して臨みたい。
注目選手:アントワーヌ・グリーズマン
アギーレ監督下で守備の強化に取り組むマジョルカを崩すためにも、攻撃のリーダーの活躍が求められる。負傷の影響もあり、リーグ戦ではここまで3ゴール3アシストと振るわず。この過密日程の中で真価を発揮してチームを勢いづけたい。
予想フォーメーション(4-4-2)
- GK:オブラク
- DF:ヴルサリコ、サヴィッチ、フェリペ、ヘイニウド
- MF:ルマル、コケ、M・ジョレンテ、カラスコ
- FW:グリーズマン、J・フェリックス
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年4月9日(土)日本時間23:15
- 解説:小澤一郎 実況:桑原学
- 会場:ビジット・マジョルカ・エスタディ
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