試合の概要
プレミアリーグ第33節が過密日程の中で4日から6日にかけて開催される。チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に向けて調子を上げているマン・Uは、残留争い中の19位ボーンマスと激突。
マンチェスター・ユナイテッド（5位 勝点52 ｜ 14勝10分8敗 ｜ 51得点31失点）
5位のマン・Uは前節、敵地でブライトンと対戦。16分に18歳のメイソン・グリーンウッドが今季13ゴール目を挙げたチームは、29分にブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートが決まって2-0に。後半にも見事なカウンターからブルーノ・フェルナンデスが加点し、3-0で完勝した。
マン・Uはこれで、再開後の公式戦4試合で3勝1分け。新戦力のブルーノ・フェルナンデスと負傷から復帰したポール・ポグバが見事に共存しているチームは、目下のところ公式戦15試合無敗と、最終盤の勢い十分。3位レスターとの勝ち点差はわずかに3ポイント。ブライトン戦では64分にルーク・ショー、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバを交代させており、過密日程の中でも再びベストメンバーで臨める態勢をキープしている。
注目選手：ブルーノ・フェルナンデス
今冬の加入後、プレミアリーグ8試合で5ゴール3アシストと躍動しているブルーノ・フェルナンデス。25歳のポルトガル代表MFは既にチームの王様となっており、圧倒的なスキルとプレービジョンだけでなく、献身的な守備でもチームに大きく貢献している。“チームを勝たせることができる選手”のパフォーマンスに引き続き注目だ。
予想スタメン（4-2-3-1）
ボーンマス（19位 勝点27 ｜ 7勝6分19敗 ｜ 30得点54失点）
一方のボーンマスはマン・Uとは対照的な状態。1日のニューカッスル戦では早々の5分に失点すると、その後に守備が崩壊し、4失点で大敗を喫した。これで再開後は、クリスタルパレス戦、ウォルヴァーハンプトン戦に続いて3連敗。15位のブライトン（勝ち点33）以下、16位のウェストハム（勝ち点30）、17位のワトフォード（勝ち点28）、18位のアストンヴィラ（勝ち点27）との熾烈な残留争いの真っただ中にいる。
今後もトッテナム、レスター、マンチェスター・シティと上位勢との連戦が続くだけに、全ての試合が決勝戦とも言える重要なものに。敵地での無観客試合をポジティブに捉え、今回の一戦で勝ち点をもぎ取りたい。
注目選手：ジョシュア・キング
ここまでチーム最多8ゴールを挙げるカラム・ウィルソンが出場停止の中、マン・Uユース出身のアタッカー、ジョシュア・キングに期待がかかる。昨年11月に行われたリーグ戦ファーストマッチでは、決勝弾を記録して1-0の大金星に貢献。カウンターベースの戦いを強いられることが予想される中、持ち前のスピードを活かした仕掛けで古巣に牙をむきたい。
予想スタメン（4-4-2）
- GK：ラムズデール
- DF：S・クック、アケ、A・スミス、ステイシー
- MF：レルマ、L・クック、ブルックス、スタニスラス
- FW：H・ウィルソン、キング
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2020年7月4日（土）日本時間23:00
- 解説：渡邉一平 実況：福田浩大
- 会場：オールド・トラッフォード
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