試合の概要
スコティッシュ・プレミアシップ第35節、セルティック対レンジャーズが日本時間5月1日の20:00から開催される。
セルティック(1位 勝点85 | 27勝4分け3敗 | 80得点19失点)
直近のロス・カウンティ戦では2-0と勝利し、公式戦7連勝を達成。加えてエースの古橋亨梧が復帰後初ゴールを挙げたことも好材料だろう。元レンジャーズのアラン・ハットン氏も古橋の動きについて「信じられない」とし、「オールドファーム(セルティック対レンジャーズ戦)に向けたいい準備ができている」とコメントしている。
その古橋は旗手怜央、前田大然とともにレンジャーズ戦でも先発する見込み。アンジェ・ポステコグルー監督は「我々は彼ら両方を起用してプレーできる。我々は成功するための最大のチャンスがあるラインナップで戦わなければいけない」と話すにとどめたが、前節得点を挙げたエースをスタメンから外す理由はない。
今季公式戦では5度目の顔合わせとなるレンジャーズ戦だが、直近ではスコティッシュカップ準決勝で敗戦。セルティックとしてはその雪辱を果たしたいところだ。
注目選手:古橋亨梧
前節のロス・カウンティ戦でヘディングでのシュートを決め、復帰後初ゴールを記録した古橋。アンジェ・ポステコグルー監督も「キョウゴは特別な選手。シーズンの初めに目にしたものは、彼が加入してすぐさま活躍したことだ。みんなにも彼がどれだけ特別な選手か目にできたはずだ」と話し、大一番での活躍を期待する。“オールドファーム”でのパフォーマンスから目が離せない。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:ハート
- DF:ユラノヴィッチ、カーター=ヴィッカーズ、スターフェルト、テイラー
- MF:ロギッチ、マクレガー、旗手
- FW:前田、古橋、ジョタ
レンジャーズ(2位 勝点79 | 24勝7分け2敗 | 70得点28失点)
直近のマザーウェル戦で3-1と勝利したレンジャーズ。現時点で首位セルティック
とは6ポイント差で、今節のオールドファームを落とせば、ライバルの優勝は決定的となる。
一方で、ヨーロッパリーグでも決勝進出を目指しているレンジャーズにとっては厳しい日程。ミッドウィークはRBライプツィヒに惜敗したものの、セルティック相手にも同等のパフォーマンスを披露すれば、決して勝てない相手ではないはずだ。
アーロン・ラムジーとケマ・ルーフはそれぞれハムストリングと膝に問題を抱えており、欠場する見込み。レオン・バログンは前節のレッドカードで欠場することになる。ファン・ブロンクホルスト監督は守備的な4バックを選択するとみられている。
注目選手:ライアン・ケント
リヴァプールの下部組織出身で、知る人ぞ知る快足アタッカーとして知られるライアン・ケント。昨季は52試合で13ゴール15アシストという成績を残したが、今季は41試合で3ゴール17アシストにとどまる。直近のマザーウェル戦でも先発から外れ、その影響力は低下している。ポテンシャルはセルティックの古橋、ジョタ、前田大然らにも劣らないだけに、能力を示したい。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:マクレガー
- DF:バッシー、ゴールドソン、バリシッチ、タヴェニエ
- MF:ランドストラム、ジャック、カマラ
- FW:ケント、サカラ、アリド
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年5月1日(日)日本時間20:00
- 解説:佐藤勇人 実況:加藤暁
- 会場:セルティック・パーク
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