レジェンド帰還ブームが到来？35歳ゴディン、この冬の移籍市場でアトレティコに復帰か | ラ・リーガ

バルセロナのレジェンド選手DFダニエウ・アウヴェスが38歳にして同クラブに復帰したが、アトレティコ・マドリーのレジェンド選手であるDFディエゴ・ゴディンも復帰を果たすことになるのもしれない。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

ゴディンは2010年から2019年までアトレティコに在籍。堅守で知られてきたディエゴ・シメオネ監督率いるチームにおいて最も有名なセンターバックとして名を馳せ、2013-14シーズンのラ・リーガ優勝では最終節、敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦（1-1）でトロフィーを手繰り寄せる劇的な同点ゴールを挙げている。このようにアトレティコ史に深く刻まれているウルグアイ人DFだが、2019年夏に同クラブとの契約延長交渉で契約年数の折り合いがつかなかったためにインテルへ移籍し、2020年にカリアリに加わっていた。

『ムンド・デポルティボ』曰く、そんなゴディンは今季終了まで契約を結ぶカリアリから、この冬の移籍市場で退団する許可をもらったという。そして同紙が接触したゴディンの関係者によれば、アトレティコ復帰をとても前向きに捉えているとのことだ。

ゴディンとアトレティコはまだ交渉を始めたわけではないが、アトレティコが彼を再獲得する可能性はあるのかもしれない。今季のチームは昨季に続き3バックを使用しているが、センターバックがホセ・ヒメネス、ステファン・サビッチ、フェリペ、マリオ・エルモーソの4選手しかおらず、やり繰りに困窮している状況。また公式戦ここ6試合で12失点を喫するなど、ゴディンがいた頃に鉄壁を誇っていた守備がここに来て、かつてないレベルで綻び始めている。

さて、ゴディンは本当にアトレティコ復帰を果たすのだろうか。そうなるならば、ラ・リーガにレジェンド帰還ブームが到来したことを意味するのかもしれない。