プレミアリーグ第35節が現地時間4月30日~5月2日に行われた。
第35節の総評
ニューカッスル対リヴァプール
敵地でのニューカッスル戦を迎えたリヴァプールは、モハメド・サラーを休ませてディオゴ・ジョタ、サディオ・マネ、ルイス・ディアスの3トップを起用。19分には、ジョタとのワンツーでボックス右に侵入したナビ・ケイタがGKのタイミングをずらす巧みなフェイトから先制点を挙げる。
迎えた後半、ニューカッスルの反撃に遭ったリヴァプールだが、リードを維持したまま終盤へ。追加点のチャンスこそ活かせなかったものの、きっちりと1-0で逃げ切り。リーグ3連勝で、その後に試合を控えるマンチェスター・シティにプレッシャーをかけた。
リーズ対マンチェスター・シティ
リヴァプールの暫定首位浮上を受けてリーズ戦に臨んだマン・Cは、13分に左サイドのフィル・フォーデンがゴール前に入れたFKからロドリが力強いヘディングシュートを決めて先制する。ハーフタイムにかけてはリーズの反撃に遭う場面もあった中、1点リードで試合を折り返す。
迎えた後半、マン・Cは54分にフォーデンのCKからナタン・アケが決めて2点目。さらに78分にもフォーデンのラストパスで抜け出したガブリエウ・ジェズスがネットを揺らすと、アディショナルタイムにはフェルナンジーニョのミドルシュートでダメ押し。フォーデンの活躍もあって4-0で快勝したマン・Cがリヴァプールと1ポイント差の首位をキープしている。
そのほかの試合
冨安健洋が先発復帰したアーセナルは敵地でウェストハムとのロンドン・ダービーを迎えた。そのアーセナルはは、39分にCKからロブ・ホールディングのヘディング弾で先制。一度は追いつかれるも、54分のガブリエウのゴールを決勝点とし、2-1で競り勝った。78分に交代した冨安は負傷も懸念されたがミケル・アルテタ監督は大事には至ってないことを強調している。
そのほか、5位のトッテナムがレスターに勝利した一方、3位のチェルシーは敵地でのエヴァートン戦で0-1の敗戦。3位のチェルシー(勝ち点66)以下、4位のアーセナル(勝ち点63)、5位のトッテナム(勝ち点61)と三つ巴のTOP4争いが過熱している。
第35節の結果
ニューカッスル 0-1 リヴァプール
【得点者】ナビ・ケイタ(19分)
アストンヴィラ 2-0 ノリッジ
【得点者】ワトキンズ(41分)、イングス(90+3分)
サウサンプトン 1-2 クリスタルパレス
【得点者】サ:ロメウ(9分) ク:エゼ(60分)、ザハ(90+2分)
ワトフォード 1-2 バーンリー
【得点者】ワ:オウンゴール(8分) バ:コーク(83分)、ブラウンヒル(86分)
ウォルヴァーハンプトン 0-3 ブライトン
【得点者】マクアリスター(42分/PK)、トロサール(70分)、ビスマ(86分)
リーズ 0-4 マンチェスター・C
【得点者】ロドリ(13分)、アケ(54分)、ガブリエウ・ジェズス(78分)、フェルナンジーニョ(90+3分)
トッテナム 3-1 レスター
【得点者】ト:ケイン(22分)、ソン・フンミン(60分、79分) レ:イヘアナチョ(90+1分)
エヴァートン 1-0 チェルシー
【得点者】リシャーリソン(46分)
ウェストハム 1-2 アーセナル
【得点者】ウェ:ボーウェン(45分) ア:ホールディング(38分)、ガブリエウ(54分)
マンチェスター・U 3-0 ブレントフォード
【得点者】B.フェルナンデス(9分)、ロナウド(61分/PK)、ヴァラン(72分)
第36節の日程・対戦カード
日時 (日本時間) | 対戦カード | 解説・実況 |
---|---|---|
5月7日(土) 23:00 | ブレントフォード vs サウサンプトン | |
5月7日(土) 23:00 | バーンリー vs アストンヴィラ | |
5月7日(土) 23:00 | チェルシー vs ウォルヴァーハンプトン | 解:川勝良一 実:西岡明彦 |
5月7日(土) 23:00 | クリスタルパレス vs ワトフォード | |
5月8日(日) 1:30 | ブライトン vs マンチェスター・U | 解:粕谷秀樹 実:永田実 |
5月8日(日) 3:45 | リヴァプール vs トッテナム | 解:戸田和幸 実:下田恒幸 |
5月8日(日) 22:00 | ノリッジ vs ウェストハム | |
5月8日(日) 22:00 | レスター vs エヴァートン | |
5月8日(日) 22:00 | アーセナル vs リーズ | 解:水沼貴史 実:安井成行 |
5月9日(月) 0:30 | マンチェスター・C vs ニューカッスル |
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