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ラ・リーガ

バルセロナ対エスパニョールの見どころ | 日程・放送・配信予定 | ラ・リーガ第35節

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バルセロナ対エスパニョールの見どころ | 日程・放送・配信予定 | ラ・リーガ第35節(C)Getty images
【欧州・海外サッカー プレビュー】日本時間7月9日5:00キックオフのラ・リーガ第35節。バルセロナがカンプ・ノウにエスパニョールを迎える“バルセロナ・ダービー”を展望する。

試合の概要

スペインでも屈指の激しいライバル関係にあるバルセロナとエスパニョールによるダービーマッチ。バルセロナにとってはリーグ戦で通算最多99勝を収めている相性の良い相手との対戦ではあるが、クラブの立場がはっきりとしているからこそエスパニョールは肉弾戦もいとわない熱い戦いを挑んできた。

さらに、今回は最下位エスパニョールは勝利しなければ降格が確定の崖っぷち。2位バルセロナも勝ち点3しか許容できない状態となっている。

バルセロナ(2位 勝点73|22勝7分5敗|78得点36失点)

今節含め残り4試合の状況で、首位レアル・マドリード(勝ち点77)とバルセロナの勝ち点差は「4」。前節のビジャレアル戦を4-1で制して3試合ぶりの勝利を飾ったバルセロナだったが、決してトーンは明るくない。

試合内容は、リオネル・メッシをトップ下に据えることでアントワーヌ・グリーズマンとルイス・スアレスのポテンシャルを引き出すことに成功した華々しいものだったが、キケ・セティエン監督は「もっと前に今日のような試合ができていたら、もっと落ち着けていたはず」と試合後にコメント。プレッシャーが一切緩和していないことを強調している。

とはいえ、できることは残りの試合を全勝で終えることのみ。人事尽くして天命を待ち、その先の幸運をつかむことができるのだろうか。

注目選手:リオネル・メッシ

比喩としても実際としてもやはりチームの中心がメッシでなくてはならないことが、ビジャレアル戦で改めて証明された。現在も22得点で得点ランキング首位に立つアルゼンチン代表FWだが、チャンスメーカーだけでなくリズムメーカーとしても超一流の実力を備える。エスパニョール戦でも激しいマークにあうことは想像に難くないが、0トップを務めていた頃のようにそれを逆手に取る動きをし、なおかつ自身も輝くことができるだろうか。

予想スタメン(4-3-1-2)

エスパニョール(20位 勝点24|5勝9分20敗|27得点54失点)

第35節終了時点で最下位に沈むエスパニョール。残留するためには勝ち点35で並んでいる15位アラベス、16位セルタ、17位エイバル(1試合未消化※7日2:30にレガネス戦)を上回る必要があるが、勝ち点差は「11」と全勝して初めてわずかに可能性が出てくる絶望的な状況だ。

そのうえ、今節は敵地カンプ・ノウでのバルセロナとのダービー。そこで降格が決定する屈辱を回避し、反対に前半戦の直接対決で引き分けているライバルに苦汁をなめさせるためには、カードが入り乱れたこともある過去の対決以上に闘志を燃やさなけらばならないかもしれない。

注目選手:ウー・レイ

2019年2月に中国人選手として初めてラ・リーガで得点をマークしたウー・レイ。2019-20シーズン前半戦の直接対決にて途中出場から試合終了間際に劇的な同点弾を叩き込み、ホームサポーターの感情を爆発させたのがこの男だ。プレミアリーグ行きも一部で囁かれているアタッカーは、“本気モード”の世界最高峰のクラブを相手に再び通用することを示せるだろうか。

予想スタメン(4-4-2)

  • GK:D・ロペス
  • DF:V・ゴメス、ベルナルド、カブレラ、ペドロサ
  • MF:ダルデル、M・ロカ、D・ロペス、エンバルバ
  • FW:ラウール・デ・トマス、ウー・レイ

放送・配信予定

  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2020年7月9日(木)日本時間5:00
  • 解説:小澤一郎 実況:桑原学
  • 会場:カンプ・ノウ

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