インテルでの2シーズン目を終えたコラロフは、今月末のクラブとの契約満了をもってピッチを離れる決断を下した。36歳のセルビア人DFは、イタリアメディア『ANSA』へ宛てた手紙の中で自身の思いを明かしている。
サイドバックとしてのコラロフのキャリア
コラロフは、破壊力抜群の左足と豊富な運動量、決定力と信頼性というクオリティを武器に輝かしいキャリアを送った。イタリアではラツィオやローマ、インテルで活躍したほか、マンチェスター・シティでもプレー。2度のプレミアリーグ制覇を経験した。
セルビア人DFは、2007年夏に加入したラツィオで頭角を現し、コッパ・イタリアおよびスーペルコッパのタイトルを獲得。2010年夏にマンチェスター・Cへと移籍した。7年間のプレミアでのプレーを経て2017年夏にローマへ加入してセリエAに復帰すると、昨夏から所属したインテルでは、昨シーズンのセリエAを制してイタリア王者に輝いた。
コラロフはキャリアにおいて、クラブの公式戦で通算400試合近くに出場して38ゴールをマーク。特に正真正銘の炎の左足フリーキックは、対戦相手GKにとって不運なことになす術がないほどで、忘れられないものだった。
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