■試合の概要
奇跡の逆転優勝を狙うバルセロナと、昇格組ながらすでに残留を決めているオサスナ。モチベーションに若干の差がありそうだが、どのような一戦となるのだろうか。
バルセロナ(2位 勝点79|24勝7分5敗|80得点36失点)
ラ・リーガ再開から足踏みが続き、レアル・マドリードに首位の座を譲ったバルセロナ。だが、ここに来て復調傾向。簡単な試合はないものの、ビジャレアル、エスパニョール、バジャドリードを下し、3連勝を飾っている。
ここ2試合は1-0と勝利し、無失点を継続。最少得点に終わり、攻撃陣には改善の余地があるものの、守備では安定感が増している。オサスナを下し、3連勝といきたいところだ。
すでに残り2試合となり、バルセロナの2位以上は決定。逆転優勝のため、8月に控えるチャンピオンズリーグのためにも残り2試合も駆け抜けたい。
注目選手:リキ・プッチ
ラ・リーガ再開後から序列を上げている20歳の新鋭リキ・プッチ。第33節のアトレティコ・マドリード戦ではフル出場、前節オサスナ戦も先発し、再開から7試合でチャンスを得ている。
狭いスペースでもプレーできるプッチはトップ下でプレーし、苦しんでいたアントワーヌ・グリーズマンに活躍の場を与えている。グリーズマン、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスを共存させる解決策として生まれたプッチ起用はここまで当たっており、トップチームで着々と経験を積んでいる。
予想スタメン(4-3-3)
オサスナ(11位 勝点48|12勝12分け12敗|42得点51失点)
チーム最多9ゴールを挙げている、チミー・アベラは2月から離脱中。難しい状況でシーズン後半を迎えているが、ラ・リーガ再開から4勝2分け3敗とまずまずの成績を収めている。
残り2試合で、欧州カップ戦出場圏内の7位ヘタフェとは勝ち点5差。現実的には、欧州カップ戦出場権獲得は厳しいが、1部復帰1年目ながら余裕をもって残留を達成しており、充実のシーズンとなったと言えそうだ。
注目選手:ロベルト・トーレス
オサスナ一筋31歳のロベルト・トーレス。今季はリーグ戦34試合に出場し、6ゴール7アシストと10番にふさわしい活躍を見せている。2016-17シーズンに記録した1部7ゴールに迫っており、シーズンの自己最多得点記録を更新したいところだ。
なお、今季前半戦のバルセロナ戦では2ゴール、2016-17シーズンにもバルサからはゴールを奪っており、得意とする相手。バルセロナ戦はもちろん、最終節でもゴールを期待したいところだ。
予想スタメン(4-4-2)
- GK:エレーラ
- DF:ロンカリア、アリダネ、D・ガルシア、エストゥピニャン
- MF:ロベルト・トーレス、オイエル、ブラシャナツ、イニゴ・ペレス
- FW:アルナイス、ガジェゴ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年7月17日(金)日本時間04:00
- 解説実況あり
- 会場:カンプ・ノウ
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