試合の概要
プレミアリーグも残り2試合。第37節では、南野拓実が所属するサウサンプトンとリーズ・ユナイテッドが対戦する。キックオフは日本時間19日2時となっている。
サウサンプトン(14位 勝点40|12勝7分17敗|47得点63失点)
すでに残留を決めているサウサンプトン。残り2試合は消化試合だが、来季に向けて何かを期待できるようなものにしたいところだ。
直近の2試合はクリスタル・パレス、フラムに3-1で連勝。テラがトップチーム初ゴールを飾るなど好材料もあった。チーム状況は上向きだけに、3連勝も期待できるだろう。
なお、DFヤン・ベドナレクはクリスタル・パレス戦で負傷しており、前節のフラム戦を欠場。エースのダニー・イングスは4日間で2試合と過密日程を戦う。だが、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督のチームにおいて重要な役割を担うだけに、先発の可能性は十分にありそうだ。
注目選手:南野拓実
ここ2試合は先発のチャンスを得ている南野。だが、決定機を決めきれず、このチャンスを活かしたとは言いがたい状態だ。
リーズ戦ではセオ・ウォルコットに代わってベンチスタートが予想されており、再びポジション争いで後退。残り2試合では短い時間でもインパクトを強く残すようなパフォーマンスが求められる。来季以降の去就がいまだ不透明なだけに奮起を期待したい。
予想スタメン(4-4-2)
- GK:フォースター
- DF:ウォーカー=ピータース、サリス、ヴェステゴーア、スティーブンス
- MF:ジェネポ、ウォルコット、アームストロング、レドモンド
- FW:アダムス、イングス
リーズ・ユナイテッド(10位 勝点53|16勝5分15敗|57得点53失点)
早々に残留を決めたリーズ。古豪のプレミアリーグ復帰1年目のシーズンとしては十分に満足できるものとなった。36試合で53ポイントは2004年以来となる好成績である。
また、選手たちがマルセロ・ビエルサ監督を信頼しているのもポジティブな材料。パトリック・バンフォードやカルヴィン・フィリップスといった才能がめきめきと成長を見せている。バンフォードはプレミアリーグ32試合で15ゴール8アシストを記録。一方で、ロドリゴはここ2試合で3ゴールを挙げており、ビエルサ監督は難しい決断を強いられそうだ。
リーズはここ9試合でわずか1敗で、この好調を活かして上位に食い込みたいところ。サウサンプトン戦に勝利すれば、9位に浮上する。
注目選手:ロドリゴ
今季加入1年目のロドリゴ。リーグ戦での先発出場は12試合と限られたものとなっているが、6ゴールとまずまずの結果を残している。
ここ2試合はいずれも途中出場からゴールをマーク。前節のバーンリー戦ではらしい飛び出しから見事なタッチでゴールを陥れ、バレンシア時代の輝きが戻ってきた印象だ。今節でも途中出場が予想されるが、ジョーカーとしての働きに注目したい。
予想スタメン(4-1-4-1)
- GK:メリエ
- DF:アリオスキ、ストルイク、ジョレンテ、アーリング
- MF:フィリップス、ハリソン、ロバーツ、クリヒ、ダラス
- FW:バンフォード
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- 実況:永田実
- キックオフ:2021年5月19日(水)日本時間2:00
- 会場:セントメリーズ・スタジアム
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