試合の概要
ミケル・アルテタ監督体制初のフルシーズンを迎えたアーセナルと、昨季旋風を巻き起こしたシェフィールド・ユナイテッドがエミレーツ・スタジアムで激突する。
アーセナル(5位 勝点6 | 2勝0分1敗 | 6得点4失点)
昨季掴んだ自信を手に、開幕2連勝スタートを切っていたアーセナル。前節は王者リヴァプールに1-3と敗れたが、連戦となったカラバオ・カップではPK戦の末に下しており、ビッグクラブ相手にも戦えることを示している。
今季のアーセナルは、前述のカラバオ・カップやプレミアリーグ第2節ウェスト・ハム戦(2-1)など、以前では耐えきれずに敗れてしまっていたであろう試合でもしぶとく勝利を掴めている。クラブ内外から絶大な信頼を集めるアルテタ監督の下でチームは一枚岩となっており、雰囲気もここ数年感じられなかったほどのポジティブなものが伺える。
引き続き離脱者は多い状況ではあるが、主力選手は軒並み好調を維持しており、難敵相手の一戦にも準備万端だろう。アルテタ監督の下で練度の高まる3-4-3システムを継続することが予想されており、丁寧なビルドアップから好調ピエール=エメリク・オーバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットらストライカーに良質なボールを供給したい。
注目選手
プレミアリーグ開幕から3試合連続でゴールを奪うなど、絶好調のラカゼット。シェフィールド・U戦でもゴールを奪えば、アーセナルの選手としては7年ぶりの開幕4試合連続得点達成となる。ピッチ中央でのポストプレーから局面の打開、ゴール、プレスとなんでもこなせるストライカーは、記録を達成することができるのだろうか。
予想スタメン(3-4-3)
GK:レノ
DF:ホールディング、ルイス、ティアニー
MF:ベジェリン、セバージョス、ジャカ、M=ナイルズ
FW:ウィリアン、ラカゼット、オーバメヤン
シェフィールド・ユナイテッド(19位 勝点0 | 0勝0分3敗 | 0得点4失点)
昇格1年目で9位に入るなど、昨季サプライズを起こした“ブレイズ”。しかし今季は開幕3連敗で、さらに無得点と苦しい状況が続いている。クリス・ワイルダー監督が望むストライカーの補強も上手く進んでおらず、ポジティブとは言えない状況だ。
昨季のトップスコアラー(6得点)であるリース・ムセは全体練習に復帰したが、アーセナル戦は欠場濃厚。また戦術上のキーマンであったDFジャック・オコンネルが膝の靭帯を痛めており、2人を欠いて強豪との一戦を迎えることになる。
ワイルダー監督の下で完成度の高いサッカーを見せていたシェフィールド・Uだが、今季はボールを握れず押し込まれる時間が長く続いている。前節リーズ戦(0-1)では粘り強く戦ってはいたが、決定機を活かせずに力尽きてしまう展開となっていた。アーセナル戦でも耐える時間が続くことが予想されるが、攻撃陣は守備陣の頑張りに応えられるだろうか。
注目選手
オリヴァー・バーク
今季から“ブレイズ”でプレーするスコットランド代表FW。188cmの長身と体の強さ、スピードを活かした豪快な突破が持ち味の23歳だが、ここまではプレミアリーグの舞台で苦戦が続いている。それでも、カウンターで存在感を発揮するタイプではあるため、押し込まれる展開になれば使えるスペースが増えることが予想される。強豪相手の一戦となるが、チームに今季初ゴールをもたらしたい。
予想スタメン(3-5-2)
GK:ラムズデール
DF:ベイシャム、イーガン、ロビンソン
MF:バルドック、ランドスラム、ベルゲ、フレック、スティーブンズ
FW:マクゴードリック、バーク
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年10月4日(日)日本時間22:00
- 解説:ベン・メイブリー 実況:永田実
- 会場:エミレーツ・スタジアム
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