試合の概要
レスターとマンチェスター・シティが11日の日本時間23:00にキング・パワー・スタジアムで激突する。
レスター（9位 勝点6 ｜ 2勝0分け1敗 ｜ 4得点5失点）
第2節でウェストハムに1-4で敗れたレスターはインターナショナルマッチウィーク前の前節、ノリッジと対戦。8分にジェイミー・ヴァーディのゴールで先制した後、チャーラル・ソユンジュのPK献上から追いつかれたが、後半にマーク・オルブライトンが決勝点を記録し、2-1で勝利した。
今回の試合に向けては、引き続き離脱中のウェズレイ・フォファナとジェイムズ・ジャスティンに加え、ノリッジ戦で負傷したリカルド・ペレイラの状態が懸念となる。一方で、負傷していたジョニー・エヴァンズはこの試合から復帰できる可能性がありそうだ。
昨季のホーム戦では0-2と苦杯をなめたが、今季コミュニティシールドでは1-0で勝利して戴冠。当時よりも調子を上げているマン・Cを再び退け、リーグ連勝とする勝ち点3を手にすることができるか。
注目選手：ジェイミー・ヴァーディ
今季初となるビッグ6との対戦、やはりヴァーディのパフォーマンスに注目だ。今年34歳となったストライカーだが、そのスピードと得点感覚、攻撃性に衰えはなし。ここまで2勝を挙げた試合でいずれも決勝点をマークしており、ノリッジ戦では1ゴール1アシストでチームを勝利に導いた。ここでも頼れるエースに期待がかかる。
予想スタメン（4-2-3-1）
- GK：シュマイケル
- DF：カスターニュ、エヴァンズ、ソユンジュ、L・トーマス
- MF：オルブライトン、ティーレマンス、マディソン、エンディディ、バーンズ
- FW：ヴァーディ
マンチェスター・シティ（7位 勝点6 ｜ 2勝0分け1敗 ｜ 10得点1失点）
対するマン・Cは前節、ホームでアーセナルと対戦。序盤から攻勢に出たチームはイルカイ・ギュンドアン、フェラン・トーレスがゴールを挙げると、35分にはグラニト・ジャカの退場もあってさらに優位に。ガブリエウ・ジェズス、ロドリ、そしてF・トーレスが2ゴール目を記録し、5-0で大勝した。
成績はレスターと同じ2勝1敗だが、4得点5失点の相手に対して10得点1失点と、内容面からもより良いパフォーマンスを見せているのは明らか。さらに、2試合連続5-0での勝利を収めており、代表ウィーク後も勢いを継続させたい。
今回の試合に向けては、ケヴィン・デ・ブライネとフィル・フォーデンが負傷から復帰できる可能性も。一方、クラブはレッドリスト国への渡航後の新型コロナウイルス規制の隔離期間の影響からエデルソンとガブリエウ・ジェズスのブラジル代表派遣を拒否した。このことで、同国サッカー連盟が招集拒否の選手に対する、代表ウィーク終了から5日間出場停止のFIFA規則の適応を要求。そのため、2選手は今回の試合に出場できない見込みになった。
さらに、第2GKのザック・ステッフェンも新型コロナウイルス陽性となったため、今回の試合を欠場することに。状況に変化がなければ、第3GKのスコット・カーソンがゴールマウスを守る見込みとなっている。
注目選手：スコット・カーソン
これまでにリーズやリヴァプールの在籍経験を持つ36歳の元イングランド代表GKは、エデルソンとステッフェンの欠場により、レスター戦で先発することが濃厚に。2019年夏からの2シーズンレンタルを経て今夏にフリーでマン・Cに完全移籍したカーソンは、今年5月のニューカッスル戦で、ようやくクラブでの公式戦デビューを果たした。ここまでマン・Cでの出場は、4-3で勝利したその1試合のみだが、ベテランらしくピンポイント起用で勝ち点3獲得に貢献できるか注目だ。
予想スタメン（4-3-3）
- GK：カーソン
- DF：ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、カンセロ
- MF：ロドリ、ギュンドアン、B・シウヴァ
- FW：スターリング、F・トーレス、グリーリッシュ
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- 実況：安井成行
- キックオフ：2021年9月11日（土）日本時間23:00
- 会場：キング・パワー・スタジアム
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