アーセナル指揮官ミケル・アルテタが、冨安健洋を含む4バックの構成に満足していると明かした。
現在アーセナルの最終ラインは冨安、ベン・ホワイト、ガブリエウ、キーラン・ティアニーという4人の構成となっている。平均年齢23歳という若い4人ではあるが、冨安が加わってから今季8試合無敗を維持しており、その完成度は現地イングランドでも高く評価されている。
指揮官アルテタはレスター戦を前にした会見で「彼らには明るい未来がある」と4バックについて言及。今後長きに渡ってアーセナルの主軸となることを示唆している。イギリス『ガーディアン』、『デイリー・メール』などがその言葉を伝えた。
「まだ10月だし、あとこのシーズンは8カ月プレーする必要がある。長期的に何ができるかを探っているところではあるが、ここまでの最終ラインについてはとても満足しているよ」
「彼らはそれぞれ持っているキャラクターがあり、まだ若いけど各自補完し合う間柄になっている。このまま成長を続けてくれるとしたら、彼らには本当に明るい未来がある」
「異なる文化、言語、考え方で育ってきた選手たちだから、その点は忘れてはいけない。だが、異なるバックボーンで育ったプレイヤーである彼らは、互いを学んで理解する努力をしている。それを各自が楽しんでいるようだから、私も彼らを指導することができて幸運だと思っている。このようなことがあると、物事はうまく進むものだ」
アーセナルにはかつて、1990年代に“フェイマス・フォー”と称されるイングランド代表DF陣(トニー・アダムス、マーティン・キーオン、ナイジェル・ウィンターバーン、リー・ディクソン)による強固な最終ラインのカルテットが構成された。『デイリー・メール』はその時のようなイングランド代表4人ではなく、現在の4バックはイングランド、スコットランド、ブラジル、日本と異なる代表チームの4人で構成されていると強調している。
冨安含む現在の4バックは、フェイマス・フォーのように、チームのアイドルとなれるのだろうか。冨安ら最終ラインの完成度は、今後アーセナル躍進の鍵を握る存在となりそうだ。
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