試合の概要
ここまでの2戦で1勝1分けのマンチェスター・ユナイテッドと、3試合を消化して1勝1分け1敗のトッテナムが激突する。
マンチェスター・ユナイテッド(14位 勝点3 | 1勝0分1敗 | 4得点5失点)
初戦のクリスタルパレス戦で1-3と不甲斐ない黒星スタートとなったマン・Uは前節、ブライトンとアウェーで対戦。初戦と同様に苦しみながらも、マーカス・ラッシュフォードなどのゴールで2-1とリードして終盤を迎えたが、アディショナルタイム5分に同点弾を浴びる。それでも、ラストプレーでハリー・マグァイアが相手のハンドを誘ってPKを獲得。これをブルーノ・フェルナンデスが決めて、辛くも今季初白星を獲得した。
ミッドウィークにはカラバオカップ4回戦で再びブライトンと対戦し、大幅ローテーションしながらも、ディーン・ヘンダーソンやフアン・マタの活躍もあって3-0で勝利。オフの短さから低いところでシーズンインした選手個々のコンディションは徐々に上がっており、目立った負傷者もいない点は好材料だ。チームはここまでドニー・ファン・デ・ベークの獲得のみと補強が進んでいないが、ここで連勝を記録してインターナショナルマッチウィークを迎えたい。
注目選手:ダビド・デ・ヘア
調子が上がらなかった昨シーズンからパフォーマンスを上げたいシーズンだが、ここまで先発した2試合では5失点と満足なプレーを見せることができていない。一方、シェフィールド・ユナイテッドから復帰したディーン・ヘンダーソンはカップ戦2試合でハイパフォーマンスを披露し、2試合連続クリーンシートを記録。プレッシャーがかかる中、このビッグマッチで改めて存在感を示したい。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:デ・ヘア
- DF:ワン=ビサカ、バイリー、マグァイア、ショー
- MF:マティッチ、ポグバ、B・フェルナンデス
- FW:グリーンウッド、マルシャル、ラッシュフォード
トッテナム(8位 勝点4 | 1勝1分1敗 | 6得点4失点)
一方のトッテナムは前節、ホームでニューカッスルと対戦。ルーカス・モウラの今季初ゴールでリードして終盤を迎えたが、後半アディショナルタイムにエリック・ダイアーのハンドで献上したPKを決められ、1-1で試合を終えた。
そこから中1日のカラバオカップ4回戦でチェルシーと対戦し、1-1で迎えたPK戦を制して次ラウンドに進出。さらに中1日で行われたヨーロッパリーグ(EL)プレーオフでマッカビ・ハイファと相まみえ、ハリー・ケインのハットトリックなどで7-2と大勝した。
クラブとしてEL参加を逃すことは財政面で大きな影響を及ぼすため、ジョゼ・モウリーニョ監督はマッカビ・ハイファ戦でも主力を起用。そのため、中1日、中1日、そして中2日で迎える今回のビッグマッチと、日程面で非常に厳しい状況を強いられることに。
先月13日のプレミア開幕から3週間で9試合目。疲労もピークと思われる中、ジョゼ・モウリーニョ監督は古巣を退けることができるか。
注目選手:ハリー・ケイン
新戦力のギャレス・ベイル、そしてハムストリングを痛めたソン・フンミンの負傷欠場が濃厚な中、やはり最も頼りになるのはエースのケイン。今季は7試合で早くも6ゴール6アシストとチームのほとんどのゴールに関与している。昨季のマン・U戦2試合は不発に終わったが、トッテナムの浮沈はこの男によるところが大きいだけに期待がかかる。
予想スタメン(4-3-3)
- GK:ロリス
- DF:ドハティー、ダイアー、アルデルヴァイレルト、レギロン
- MF:ホイビュア、エンドンベレ、デリ・アリ
- FW:ベルフワイン、ケイン、L・モウラ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2020年10月5日(月)日本時間0:30
- 解説:水沼貴史 実況:下田恒幸
- 会場:オールド・トラフォード
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