スペインのスポーツ上級委員会(CSD)は現地時間3日、リーグ再開のプロトコルを発表した。
新型コロナウイルスの影響により中断を強いられているラ・リーガ。しかし、先日にはスペイン首相が「すぐにでも再開できることを願っている」と発言しており、今回はCSDが再開に向けて4つのフェーズに分かれたプロトコルを発表する運びとなった。
各フェーズは、以下のように定められている(一部抜粋)。
フェーズ1
- 「5月3日より適応。選手は時間制限なく個別練習を行うことができる」
- 「練習場所は自宅、スポーツ施設、一時的な宿泊施設に限る」
フェーズ2
- 「合宿形式で練習することが望ましい」
- 「宿泊部屋はすべて個室。新型コロナウイルスの感染者が出た場合のために2部屋を空けておかなければならない」
フェーズ3
- 「合宿形式で練習することが望ましい」
- 「集団で行う練習は最大で14人まで」
フェーズ4
- 「保健省の許可が降り次第、大会再開へ。フェーズ3からフェーズ4までの移行には最低1週間の間隔を空けなければならない」
そのほか、各フェーズに一貫して定められている「検査を繰り返し受けること」という項目や、段階によって緩和されていく「選手間の距離」や、「道具の共有の可否」についての詳細も記されている。
一方、再開に向けて明るい話題となったCSDの発表だが、スペインフットボール選手協会(AFE)はこれに異議。このプロトコルが保健省の許可を得たものなのか、3~4週間が目安とされた合宿期間が長すぎるのではないかと疑問を呈している。
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