チェルシーのトーマス・トゥヘル監督がトップ4でのフィニッシュに照準「自分たち次第の幸運な状況にある」｜ プレミアリーグ

まさに正念場だ。18日（日本時間19日）のプレミアリーグ第37節のレスター戦は、チェルシーにとって命運を左右する大一番となる。

約6ヶ月ぶりに無観客ではなくなる本拠地スタンフォード・ブリッジに、15日（同16日）のFAカップ決勝で土をつけられた難敵を迎えるブルーズは現在リーグ4位。2ポイント差の3位レスターを追いかける一方で、5位リヴァプールには1ポイント差まで肉薄されている。

8日のマンチェスター・シティ戦で2－1の勝利を収めたものの、12日のアーセナル戦で0－1の惜敗。そしてFAカップで敗れたチェルシーは公式戦2連敗中。ここにきて勢いに陰りが見られるが、ブルーズを率いるトーマス・トゥヘル監督は前だけを向いているようだ。レスター戦の前日会見でこう口にした。

「我々はこれまで巨大なパフォーマンスを見せてきた。だが、今あらためて焦点を合わせなければならない。そして、他のあらゆる結果を忘れることだ。なぜなら（トップ4でのフィニッシュは）自分たち次第という幸運な状況にあるからだ」

レスター戦、そして最終節のアストンヴィラ戦（日本時間24日）で連勝すれば、ライバルの結果関係なしに4位以内のフィニッシュが確定するチェルシー。来季のチャンピオンズリーグ出場権が得られるトップ4を死守できるか。まずはレスターへのリベンジを期す。